紙芝居劇むすび



だるい季節

ここ最近 濃厚な企画が続いていたのと この湿度 気温で
おじさんたちも 少しけだるく 風邪をひいている人もいる。

それぞれ頼まれ物の「訂正シール貼り」を黙々とやっている。
無言で手を動かす。疲れもあり けだるさもあり誰もしゃべらないけど
一緒にいる感じがなんだか安心する。

ときどき誰かがくる。今日は月末 生活保護の人はお金が振り込まれるので
おじさんたちの友達がスイカやビワなど差し入れをもってのぞく。
「いつもコーヒー飲ませてもらっているから」などと言いながら
ちょっと照れて。

風邪ひきのメンバーには 先輩が「これ持って帰って寝ろ」と
好物の食べ物を持たせてくれる。

こういう持ちつ持たれつの関係が 微妙なバランスで成り立っている。

釜ヶ崎のある施設で働いている男性がふらりと立ち寄る。
足が痛いこと 腰が痛いことなどひとしきり話して
「ここでしか愚痴言えないですから」と言ってまた職場に戻る。
おじさんたち 「いつでも寄ってよ」 「体大事にしろよ」などと送り出す。

ささやかだけど 街のサービスステーションのような役割を演じているおじさんたち。
自分たちもお疲れ気味なので 今日も早めに店じまいした。

むすびに来られる方 午後になる場合はお電話くださいね。
by musubi-pro | 2009-06-30 20:44 | むすび日記
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西成・釜ヶ崎で紙芝居をするおじさんたちの表現活動