紙芝居劇むすび



むすびin栗東

滋賀県栗東市に出張公演する。

今回は車椅子を2台押しての移動だったので
駅に着くたびにエレベーターを探して右往左往。
車椅子の人が出かけるには 不便な世の中を痛感する。
それでもみんなで荷物や車椅子を分け合って運ぶ。
若い付き添いさんも同行してくれて とても心強い。

この地域では以前にも何回か呼んでいただいて公演しているので
会場に着くと 「あっ、むすびさん」「おひさしぶりです」と声をかけられて
こんな時おじさんたちは本当にうれしそうだ。
早めに着いて 地域のおまつり自体も楽しむつもりにしてきたので
こどもの踊りや歌
お母さん方のダンス 吹奏楽などを見て楽しむ。

おじさんたちはステージに立つ人目線なので
「かなり練習したんだろうな」 「あの人ら 出し惜しみせぇへんな」 
「おれらも負けんようにやろ」 と熱心に観察している。

こどもが大好きなSnさん。食い入るようにこどもたちを見つめていた。
かわいくて仕方ないそうだ
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その後 劇を演じた地元の人たちの合唱に混ぜてもらって
「ぼくらはみんな生きている」を歌う。こどもの時は何も思わずに歌っていたけど
おじさんたちの歌うのを見ていると「ぼくらはみんな生きている」という言葉が
ズシンと身にしみる。
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いよいよ紙芝居。
主催者の方が「平均年齢80歳。最高齢90歳。おっそろしいグループです!」
と紹介してくださる。
今日は「トモちゃんとカッポレくん」。しばらく上演していなかったので
うまくできるか不安で 珍しくおじさんたち必死で稽古していた。
ロレツがうまくまわらなかったり セリフを飛ばしたりはしたものの
気持ちを込めて 精一杯を出し切っているおじさんたちの演技は
見たものを爽やかな気持ちにさせる。
またも主催者の方が「こんないい気持にさせてもらった学習会ははじめてです」と
感想を述べてくださって 遠くまで呼んでもらった甲斐があったのかな とホッとする。

帰りの電車 自分を出し切ってうれしかったのか
長老のSnさん ときどき思い出し笑いをして ニタ~と笑っていた。
疲れているはずなのに みんながワイワイと語って
いい公演だったことを実感する。

栗東のみなさん ありがとうございました。
by musubi-pro | 2009-10-17 22:52 | むすび日記
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西成・釜ヶ崎で紙芝居をするおじさんたちの表現活動