紙芝居劇むすび



ひさびさの読み合わせ

認知症が進んで 救護施設に入っているメンバーがいる。
今日は天気もいいし「Tさん迎えに行こう!」と
車いすでお迎えに。

数ヵ月ぶりのTさん 顔のツヤもよく元気そう。
どうやら迎えに行った私が誰なのか
わかっていない風ではあったのだけど
むすびの事務所に近づいて 仲間が「やあTさん!」と
声をかけると Tさんにパッと笑顔が戻った。

元気そうなTさんの姿に うれしそうな仲間たち。
「元気やった?」「顔色いいなあ!」と本当に再会を喜んでいる。
紙芝居の練習にも入ってもらうことにした。
Tさんの固定役だった「春の里山」の「竹のおやじ」。
久々でつっかえながらも 以前のせりふ回しが残っている。
「間(ま)を うまいこと 取りよる。」と
仲間も感心。

フォローしたり 励ましたりしながら 最後まで通す。
「満州娘」「隣組」先日の公演で歌った歌も歌う。
Tさんも 昔の歌はスラスラ歌える。
歌い終えると 自分たちで拍手。なんだか感動的な上演だった。

おじさんたちは一緒に台本を読んだり 歌ったり
これがコミュニケーションの方法となっている。
お客さんがいても いなくても。
by musubi-pro | 2010-05-18 19:47 | むすび日記
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西成・釜ヶ崎で紙芝居をするおじさんたちの表現活動