紙芝居劇むすび



秋の味覚

新米ととれたての枝豆をいただいたので
おじさんたちといただくことにした。

「最近 メンバーがそろわんのじゃ」
体調や気分が不安定になる人 落ち着かない人
紙芝居の稽古をしようとしても 誰かが抜け 誰かが帰り
残ったメンバーは フラストレーションがたまる。

ご飯が炊ける。みんなでお釜をのぞくと「おぉ~ 米が立ってる!」
枝豆をゆでる。長老Snさんにゆで加減をみてもらうと
「ちょっと塩が足らん。わしの感覚やで。他の人にもみてもらってや」
Niさんはそっと抜け出し みんなにコロッケを買ってくる。

ひとり暮らしのおじさんたちは
みんなで一緒に食べることが 何よりのごちそうだ。
「みんなで食べれば本当にウマイ」
ちょっとぎすぎすした空気も ちょっとだけ和らいだような。

慢性野菜摂取不足にあえぐおじさんたちだけど
ゆでたての枝豆にどんどん手が出て「止まらんの~」と
ほとんど全部食べつくしてしまった。

ときどきは体と心の栄養のために
野菜摂取大会をしなければいけないなと思った。
水場が遠いとか 誰も片づけない とか弱音を吐かずに

古いメンバーや新しいメンバー
長老と若手では親子ほど歳がちがう。
どんどん隙間が埋まっていってほしい。
by musubi-pro | 2010-10-19 20:09 | むすび日記
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西成・釜ヶ崎で紙芝居をするおじさんたちの表現活動