紙芝居劇むすび



早春の風景

明日の高槻での公演がインフルエンザのため 中止になった。
送迎やお昼のお弁当のことまで 担当者さんが細やかに配慮されているのが
伝わっていただけに残念だったけど
またの機会を楽しみに 明日はみんなで体を休めることにする。

季節の変わり目で おじさんたちの体調は万全ではない。

「あぁ 手がふるえるし わしもうあかんわ」
「腹が痛い。おれも もう長くないかも」
「みんなしんどいんじゃ。あんただけと違う」

弱音大会みたいになって どうなることかと心配していた午前。

それを励ますかのように今日は来客が多かった。
近所で働く人たち 月に1回程度顔を出す通称「ひばりちゃん」や
はじめて遊びに来てくれた旧来の知人や
お客さんを連れてにぎやかしてくれた支援者など。
東京のTナカさんからもおじさんたちを気遣う電話があった。

おじさんたちは若い人たちの話についていけてない部分もあるが
なんとなく「ほお ほお」とうなずいたり
新聞を読みながら 人のいる雰囲気を楽しんだり

「今日は座っているだけで 入れ替わり立ち替わりいろんな人に会えたなぁ」
「えらいぎょうさん人が来たな」
「みんなおつかれさん。また明日な」
と 帰る頃にはちょっと元気と笑顔を取り戻していた。

しんどさはある程度紛らすしかない。
それがお酒やギャンブルでなく 人との交流 というところが
おじさんたちの幸せなところだ。
by musubi-pro | 2011-03-01 19:06 | むすび日記
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西成・釜ヶ崎で紙芝居をするおじさんたちの表現活動