紙芝居劇むすび



夢の焼肉

Snさんがむすび新聞に掲げた夢「焼肉が食いたい 只しアミヤキ」
を実現すべく

一年度を終えようとしているおじさんたちの
慰労も兼ねて 焼肉屋に行った。
「もう10年は行ってない!」「久しぶり」と
みんなドキドキワクワク。

たまにはお酒の1杯でも と思い 希望のドリンクを聞くと
「コーラ!」と92歳Snさん。「わしも~」と81歳Hjさん。
こういう意外性がおもしろい。

おじさんたちの水入らず。
MmさんがHjさんと言葉のないやりとりで肉を譲り合ったり
肉は一人前ずつきっちりと分けられて出てきたのに
他人の肉を引っ張るNiさん(しかも無意識に)。
生のホルモンを引っ張るNiさん。「あっ それ焼けてないよ~!」
「あっ それはワシが大事に焼いた肉・・・」とRkさんが焦る。
Niさんはギャングである。

Snさんはごはんやサイドディッシュで箸を休めることなく
黙々と肉を食べ続け
「やっぱり焼肉はアミヤキじゃ・・・」と目頭を赤くした。
玉ねぎを「大根」 ナムルを「お漬物」と呼ぶHjさんのおもしろさ。
自分の立ち位置に悩む若手のMmさんやRkさんのリラックスした顏。

食べ終えたSnさんが「焼肉もええけど わしは早く紙芝居がやりたい」と
感動的な一言。

たまにはエッグスを出て お出かけもいいものだと思った。

とくに気の早いSnさんのように 話をすることもなく一気に食べ
食べたら席を立ちたいおじさんたちのペースで
滅多にないお出かけはあっという間に終わったのだった。
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by musubi-pro | 2012-03-12 20:11 | むすび日記
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西成・釜ヶ崎で紙芝居をするおじさんたちの表現活動