紙芝居劇むすび



アフリカとの再会!5月のイベントのお知らせ

ここにも遠距離恋愛がある。
昨年大阪を訪れ、わたしたちと交流してくれたケニアのマゴソスクールのみなさん。
今年はさらに多彩なメンバーで来日されるとのこと。せっかくだからオープンにして
みんなで楽しもうということになった。

日本よりずっと整備されていない環境の中で努力をされているみなさん。
人懐っこい笑顔 おじさんたちや高齢者に対する敬意があり
なによりその底抜けの明るさと やさしさ。
みなさんもぜひ輪の中で 笑い 歌い 踊り 楽しみましょう☆

2012年出会いの時のブログ

▲▽▲ジャンボ アフリカ!キベラスラムからやってきた!
~釜ヶ崎・紙芝居劇むすびとの再会▲▽▲

2013年5月19日(日)  open 13:30  start 14:00

場所: 大阪人権博物館(リバティおおさか)
中庭にて。雨天の場合はロビーにて。
〒556-0026 大阪市浪速区浪速西3-6-36
電話番号 06-6561-5891

参加費:
 「むすび」と「マゴソスクール」の活動を応援するため、投げ銭お願いします!
  大阪人権博物館の入館料500円は直接お支払いください。

アクセス:
JR環状線「芦原橋駅」下車、南へ約600メートル
JR環状線・大和路線「今宮駅」下車、西へ約800メートル
大阪市バス・赤バス「浪速西3丁目」バス停下車、西へ200メートル
南海汐見橋線「木津川駅」下車、東へ300メートル

出演:
Human Note
紙芝居劇むすび
ケニア・キベラスラムのマゴソスクールの仲間たち
早川千晶
大西マサヤ

物販:
マゴソスクール
NGOアマニヤアフリカ石原輝
紙芝居劇むすびTシャツ

タイムスケジュール

13:30 開場、物販開始
14:00 opening act ~Human Note(歌)
14:15 出演者紹介、出会いについてのおはなし
14:30 むすび(紙芝居劇)
15:00 休憩
15:15 マゴソスクール(歌、タイコ、ギター)
最後はみんなで歌ったり踊ったり楽しみましょう。
16:00 終了

出演者プロフィール

Human Note(ヒューマンノート)
関西を中心に活動するシンガーソングライター寺尾仁志がディレクションする700 名のシンガーズ。2007 年結成。大阪・兵庫・京都・奈良・滋賀・和歌山をはじめ東京そして宮城県・南三陸町、海外ではケニアに…現在45 チームがありその数は増加の一途をたどっている。
年齢・性別に関係なく、歌うことが好きで集まったメンバーが歌を届けることにより、その歌を聞いてくれた人が元気になり、そしてその笑顔により、歌を届ける自分たち自身も元気になる!そんな『 ウタのある人生の充実』 をテーマに活動している。

★マゴソスクール
ケニア最大のスラム街、キベラで、孤児、貧困児童、労働させられていた子どもたちなど困難な状況下にある子どもたちを救済している駆け込み寺的な学校。今回はそのマゴソスクールから、子どもたちみんなの大きなお母さんリリアン、オギラ教頭先生、昨年高校を卒業した18歳~19歳の生徒たち3名が来日し、生命力あふれる歌を歌い、スラムの人生話を語りながら日本全国を回る。

★紙芝居劇むすび
2005年より西成区の釜ヶ崎で活動する、一人暮らしをしているおっちゃんたちのグループ。日雇い労働者の街から、単身高齢者の多く住む福祉の街に変わりつつある釜ヶ崎。そこに生きる80代、90代のおっちゃんたちは戦争や野宿を生き抜いてきた知恵や、人生を楽しむ力を、素朴な語りの紙芝居から伝えてくれる。高齢化したメンバーを応援するために、若い世代も出演するようになった。

★マゴソスクールとその仲間たちのみなさん・プロフィール
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来日メンバー・左から、ドリス、オギラ、オドンゴ、リリアン、ザブロン

●リリアン・ワガラ(Lilian Wagala)
1970年生まれ。キベラスラム在住。18人兄弟姉妹の長女。2児の母。末の弟が5歳のとき、キベラスラムで両親を病気で立て続けに失う。それ以降、リリアンが親代わりになって弟妹を育ててきた。1999年、キベラスラムの長屋の一室に20人の孤児の子どもたちを集め、マゴソスクールをはじめる。数多くの孤児、家庭が崩壊した子どもたち、貧困児童、子どもを抱えた未亡人などを助けている。

●ヘゼカヤ・オギラ(Hezekiah Ogira)
1986年生まれ。キベラスラム在住。5人兄弟姉妹の次男。8歳のときにキベラスラムで母親が死亡。学校に行きたいという夢をあきらめず、弟を背負って物乞いをしながら近所の子どもたちにノートを借りて勉強を続けた。キベラの教会で出会ったリリアンの協力により奨学金を得て、高校に通いながらマゴソスクールでボランティアをはじめる。2004年、高校を卒業し、マゴソスクールの正式な教師となる。2008年、マゴソスクールの教頭に就任。現在に至る。マゴソスクールでは音楽部の顧問を務め、歌や踊り、タイコなどを指導して子どもたちを盛り上げ、マゴソスクールの音楽チームを毎年、ケニア全国小学生の音楽大会での入賞に導いている。

●コリンズ・オドンゴ(Collins Odongo)
1995年生まれの18歳。マゴソOBOGクラブ会長。キベラスラム生まれ。8人兄弟姉妹(そのうち3人は孤児)の2番目。幼少のときから母の病気、父の失業など苦労は絶えなかったが、キベラスラムの下町人情の中で育つ。マゴソスクールから高校に進学した第一期生となる。高校2年のとき病気になり、1年間病気療養での留年を余儀なくされる。どんな困難も笑顔とユーモアで乗り切るマゴソOBOGクラブのリーダー。「幸せをつかみたいなら、辛い過去は流していって、いまを一生懸命生きればいい。いまをどう生きるかによって、未来の状況を変えることができるんだ。~オドンゴ談」

●ドリス・アウィノ(Dorice Awino)
1993年8月生まれの19歳。西ケニアのセメ生まれ。7人兄弟姉妹の4番目。5歳ごろ両親が離婚、その後親戚の間を転々とさせられる。父親はビクトリア湖の漁師だったが病気で足が不自由になり仕事ができなくなった。ドリスは小学校低学年の頃から小さな弟妹と共に木を切り、薪にして、家計を助けてきた。小学6年生になり、同じ村の女性に学校に行かせてあげると言われてキベラスラムにやってきたが、待っていたのは子守りとしての仕事だった。マゴソスクールにレスキューされて以来、マゴソスクールで生活している。高校卒業後、マゴソファミリーの病気を抱えた子どもたちの母親役をつとめている。

●ザブロン・オオコ (Zablon Ooko)
1993年8月生まれの19歳。西ケニアのカムラック村生まれ。6人兄弟姉妹の4番目。とても貧しい家庭で生まれ、幼い頃は母と共に村人たちに食料を乞うて暮らしていた。1999年に両親が立て続けに死亡。エイズだと言われ村人たちから村八分にされた。兄弟姉妹はバラバラになり、親戚の家に連れて行かれ虐待を受けた。暴力から逃げて森の中に入り、そのまま森の中で木や草を食べ生活していた。あるとき歌声が聞こえてきてその方向へと行ってみると、村の広場で遠くから来たキリスト教の団体が賛美歌を歌っていた。動物のようになったザブロンの姿を見て村人たちは逃げるが、牧師だけは逃げず、助けてくれた。そこからマゴソスクールにやってきて現在にいたる。現在はマゴソ幼稚園の助手とアートクラブ会長をつとめている。

●早川千晶(はやかわ・ちあき)
ケニア在住24年。1966年福岡生まれ。東京外国語大学インド・パーキスターン語学科ウルドゥ語専攻中退。1985年から世界各地を旅し、長い旅の末ケニアに定住。スタディツアーの企画・案内、撮影取材コーディネーターなどで働きながら、キベラスラムの仲間たちと共に、マゴソスクール、
ジュンバ・ラ・ワトト(子どもの家)、マゴソOBOGクラブを運営している。
1999年より日本全国でライブ&トークを行っている。著書「アフリカ日和」(旅行人)
マイシャ・ヤ・ラハ基金 (http://www.maisha-raha.com/)

●大西マサヤ (おおにし・まさや)
神奈川県出身、ケニア在住8年のパーカッショニスト。映像作家。ストリートミュージシャン、ジャムロックバンド「らぞく」、打楽器グループ「楽」「ブルケンゲ」で活躍、その後、2004年からケニアのミジケンダ・グループに属するドゥルマ民族の村で伝統文化継承者スワレ・マテラ・マサイ氏に師事し、センゲーニャと呼ばれる伝統音楽の修行を続け、20人目の息子となった。2004年、アフリカの伝統音楽家とそのコミュニティをサポートするためのプロジェクトJIWEを設立。知られざる伝統音楽の発掘、CD制作、音楽を通じての村おこしに取り組んでいる。

●石原輝(いしはら・あきら)
1974年生まれ 仙台市出身。
仙台の高校卒業後、仙台でいくつかの仕事をしながらアフリカ支援活動を始める。2000年にケニアのスラムに住む人達と出会い、生活の苦しい人々の作ったものを日本で販売したいという思いが現在のフェアトレード活動へとつながる。2009年6月、仙台のNPO法人アマニ・ヤ・アフリカ副理事長に就任。同年10月、ケニアに赴任して国際NGO「Amani ya Africa Kenya」を設立する。現在はケニアで職業訓練所の運営とその卒業生との協働、マゴソスクール支援活動などを行っている。
by musubi-pro | 2013-03-15 14:10 | お知らせ
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西成・釜ヶ崎で紙芝居をするおじさんたちの表現活動

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