紙芝居劇むすび



ありがとう 佐野さん

葬儀がおわり 佐野さんが空に帰っていった。

今頃 あの世のメンバーたちと紙芝居の練習でもしているのか
行きたかった場所に飛んで行っているのか
お世話になったみなさんに あいさつ回りに行っているのか
なんとなく ここにいない雰囲気。

お通夜もお葬式も たくさん人に来ていただいた。
おかげで再会できた人もいたし
戻ってきたメンバーもいた。
遠方から駆けつけてくれた方 お花や電報を送って下さった方
心から悼んでくださった方々
本当にありがとうございます。

退院するものとばかり思っていたので
仲間もなんとなく 落ち着かない思い。
もう一度 あの笑顔に会いたかったと 悲しみはつのる。

だけど 改めて思ったのは
おじさんたちは不死身のスーパーマンではなく
意思のない老体なのでもない。

たったひとりの人。みんなと同じように。
生きて顔を見れる瞬間に 声をかけ 思いを伝え 心を通わせ
その人から学び お互いの人生を深めたい。

むすびを愛するわたしたちも
ここで学んだことを それぞれの人生で実践できたらと思う。
体当たりで やさしさや ユーモアや 自分の使命をまっとうすることなどを
教えてくれた佐野さん。
いつも病院の中で心配していたのは
仲間のこと 紙芝居のこと。自分のしんどさは棚にあげて・・・

とにかく「すごい」人でした。出会えてよかった。本当にありがとう。
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提供:江里口暁子
by musubi-pro | 2013-05-10 10:53 | むすび日記
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西成・釜ヶ崎で紙芝居をするおじさんたちの表現活動