大阪府立現代美術センターで「あいたいひとよ」
詩人・上田假奈代さんと ダンサー・エメスズキさんとの共演をした。
共演のおふたりを含め 会場のお客さん スタッフのみなさま。
むすびを包み込むような やさしい やさしい 雰囲気に
ほんとに おじさんたちは 幸せものだなあと思うかぎり。
彼らの かわいらしさ いい加減さも 生真面目さも
思わずプっと吹き出してしまうような おもしろさ。
なんだか周囲のひとの気持ちを 和ませるみたい。
白一色のスタジオというかアートスペースに映えるむすびのおじさんたち。
(リハーサルの写真)
いつもと寸分変わらないおじさんたち。でもしっかりアートしてました。
上田さんの朗読 ほほがブルブル震える感触。
そしてエメさんとしづかに舞台へ 出て行くおじさんたち。
カチカチになっている加減も くすぐりどころ。
シュールな動き 奔放な動き
ああ きっと明日はみんなサロンパスのお世話になるのだろう。
紙芝居を演じきって ダイアログ 話す。
しかし70歳以上の彼らは 血圧上がり気味で今日はもう限界。
帰りの地下鉄
「お客さん いろんなとこから来とったみたいだのー」
「ああ しんど」
「あさっては 何時集合?」
嬉しい余韻を残しつつ 明日へと向かうむすびであった。