紙芝居劇むすび



本所さん登場

松波公演当日。

入院生活が長引いて 気力が落ちていた本所さんが
ようやく車椅子で短時間なら外出ができるようになり
むすびの事務所まで連れて行ってみたものの
すぐにぐったりした本所さんを見て 一度は諦めかけ

それでもなんとか紙芝居の現場に連れて行けないかと
仲間たちが夢に見たことが実現した。

車椅子のリフト付きの車を出して運転してくださった人がいて
いざというときのためにサポートについてくださった人がいて
こんなとき 助けてくれる人がいることのありがたさ。
本所さんが会場に到着した。
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「まだまだ がんばります!」とあいさつして
『街のサンドイッチマン』を上半身で踊り(本所流は健在!)
「みなさんにまた会えてうれしいです」と感極まった本所さん。
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その後は若手に交代し 本所さんは今日は見学することに。
がらっとメンバーが変わった紙芝居に
なんとなく寂しいような 頼もしいような気持ちになったのは
本所さんだけではないだろう。
歴史が流れていくのを 見守る。
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本所さんが外出時間の関係で会場を後にしてから
若手たちが奮闘する。
出し物はジェスチャー大会。現代においてなかなか斬新な企画といえる。
お客さんを巻き込みながら
おじさんたちなりに配慮し 工夫をしたゲームがすすむ。
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Tさんが狂言を披露してくれて
最後は歌。ありがちだけど「上を向いて歩こう」は
不安と希望が入り混じった今のむすびにはぴったりかもしれない。
スペシャルゲストのひきたまさんも音を添えてくれる。
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始まるまで どうなるかわからなくて 心配していた公演だけに
無事に終わって 心底ほっとした一同であった。

お客さまには本当にたどたどしい進行で 申し訳なかったです。
最後は みんなで記念撮影をした。
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病院に戻った本所さんは 輝く笑顔を取り戻しているようだった。
行く前より確実にしっかりした顔つきになり
いつもより多く食事をとった。
スタッフに語った言葉 「一生懸命生きていたら、願いは通じる」。
by musubi-pro | 2014-05-18 20:42 | むすび日記
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