紙芝居劇むすび



息ぬき

むすびがスタートしてもうすぐ1年 
おじさんたちはみんなを楽しませるため 
せっせとがんばってきた。

「ああ しんど」といいながらも よく動き
釜ヶ崎ではいつも陽気に来客をもてなしてくれる。

そんなおじさんたちにしたいことを聞くと
きれいな景色を見たいとか 気を使わずにホっとしたい様子
そこで 積み立てたお金を利用して 遠足に行って来た。

奈良の あじさい寺に行った。
温泉に入って 山の上でお茶をした。

おじさんたちは意外にはしゃがずに 目の前の田園風景に目を細めていた。
遠い日の思い出がポツリポツリ 口から漏れる。

最近メンバー同士 お互いの悪口を言わなくなった。
というより 悪口にさえ愛情が感じられるようになった。
紙芝居への本気度や 年齢や体力への不安が
おじさん同士をぐっと近づけたようだ。

おいしい空気を吸って 心をすっかり許せるようになった仲間と
いいカオをしているおじさんたちに 手を合わせたいような気持ちになった。

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by musubi-pro | 2006-06-16 20:55 | むすび日記
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西成・釜ヶ崎で紙芝居をするおじさんたちの表現活動