紙芝居劇むすび



カムバック

もう何年も活動をしていない
むすびのご隠居組だったおじさんがフラリとやってきて
「この世の思い出に もう一度でも紙芝居にでときたいのぅ」
という。

みんなで励まして 近くで公演がある時は
ぜひ 一緒に と 台本を渡す。

一時はヘルパーさんに車椅子を押されて
道ですれ違っても「目が見えん」と言って
調子が悪そうだったおじさんだけに
みんな びっくり。

実際のところ 無理だった という話になるかもしれないし
やっぱり やめとこ になるかもしれないけど
もう一度台本を手にした仲間を見て みんな心底うれしそうだった。

部屋にこもっている仲間を毎日訪れているおじさんがいるし
今日 病院に行った認知症気味のおじさんを心配して
仲間がひとり またひとりと病院の待合室をのぞいたり

精神的にも肉体的にも 決して楽ではない 老老介護が自然とはじまっていた。
若い人としては これを応援していきたいところだ。
by musubi-pro | 2008-06-10 21:16 | むすび日記
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西成・釜ヶ崎で紙芝居をするおじさんたちの表現活動