紙芝居劇むすび



夏の公演は熱い

月刊誌「福祉のひろば」100号記念のつどいで
晴れ晴れしい会の最後の出し物として
出場したむすび。

ホテルというキラキラした場所で 100人を超えるお客さんに
おじさんたち 快感の武者震い。
でも紙芝居はあいかわらずのマイペース。

「…あれ どこ読んでるかわからんくなった」 とか
「Nさん ホレ あんたの番やで」 とか
ボケ漫才のような それで笑いをとっていて いいのだろうか…
でも本人たちは必死なのだ。だからこそおもしろいのか。

演目は『おじさんたちのロンドン珍道中』。
2007年にロンドン公演を行った際の体験談だ。

今回初めて取り入れた飛行機のシーンは
ダンボール製の飛行機を持った人が 日本とイギリスの旗を持った
人の間を移動する という演出だが

飛行機が上下に波のように揺れながら
客席に乱入し とうていイギリスに到着しそうになかったTbさんの演技は
彼にしか あの瞬間にしかありえない不思議さ おもしろさ。

一期一会のありがたさを感じさせてくれる舞台だった。
光栄な機会をくださった『福祉のひろば』さん ありがとうございました。


オープニングの太鼓の演奏のときだった。
若い人 こどもたちの まっすぐな 真剣な演奏にNiさんが涙ぐんで
「おれたちは まだまだダメや。あんなに一生懸命やっとらん」と
はがゆいような思いを抱えていた。

すごいプロ意識。その心意気に こちらが心を熱くさせられた。
by musubi-pro | 2008-07-19 20:41 | むすび日記
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西成・釜ヶ崎で紙芝居をするおじさんたちの表現活動