紙芝居劇むすび



滋賀珍道中

滋賀県・栗東市に遠征する日がやってきた。
おじさんたち 大丈夫?と多くの方に心配された日。
自分たちでも何が起こるかわからない。 ドキドキの出発。

朝7時に西成を出発してJRで大阪へ 乗り換えて草津へ。
混んだ電車内では これだけお年寄りがいても
なかなか席を譲ってくれる人がいない。
むすびのおじさんたち 若く見えるしな。
今度自分が電車に乗ったら まわりにお年寄りがいないか
確認しよう と心に誓う。

午前中の会場となる保育園に到着する。
園長先生をはじめ みんなやさしく接してくださり
おじさんたちはご機嫌になりつつも
150人ちかくのこどもたちが続々集合してくると
いつもより緊張しているようにみえる。

「桃太郎」と「文ちゃんの冥土めぐり」を披露するものの
直前で配役が変わったりしたせいもあり ちょっとぎくしゃく。
Niさんは悔しさをかみしめる。

こどもたちがお礼に と歌をうたってくれた。
100歳まで生きてね ぼくらも追い付くから待っててね みたいな内容。
まさかAさんが130歳まで生きようとしていることなど
こどもたちは知らなかっただろう。
e0035629_15124969.jpg

せっかく栗東まできたのだから と
主催者の方がJRAの栗東トレーニングセンターを見学させて下さる。
馬は早朝に練習を終え 厩舎に帰っていて見れず。
広いコースをながめ スタートのゲートで競争馬の気持ちになる。
e0035629_15132566.jpg

ゆったりとした昼を過ごして 午後から本日最後の公演。
企業の人権担当者向けの研修で
釜ヶ崎再生フォーラムのありむらさんが 先に講義をおこなった。
むすびは畳の部屋でうつらうつらしていたが 出番とともに気合が入る。

白鳥のTbさんはあいかわらず すばらしい白鳥を演じ
新人のHjさんは迫真の演技で みんなをうならせた。
Tzさんは自分で考えてきたダンスを披露した。
Aさんはみんなの心配をしながら 主役のぶんちゃんを務めた。
Niさんは保育園で納得のいく演技ができなかったので
今度は丁寧に心をこめて台本を読んだ。

保育士さんが今日3本目の紙芝居をまた観てくださっていたり
涙ながらに感想を述べてくださった女性がいたり
おじさんたちは 本当に滋賀まで来てよかったなぁと 話をした。

心配されたおじさんたちの体調も 緊張と興奮で崩れることなく
無事に3本の紙芝居を終えて
西成に着いたときには みんながホッと息をもらすのがわかった。
by musubi-pro | 2008-09-12 23:55 | むすび日記
<< 敬老の日 旭区で公演 >>


西成・釜ヶ崎で紙芝居をするおじさんたちの表現活動