紙芝居劇むすび



学会に報告?

秋分の日。

今日も何人かの人が遊びに来てくれて
わいわいと楽しそうなおじさんたちをながめて
目を細めていた。

じゃれあったり 議論したり 思い出話に花を咲かせたり
蜜月のように 楽しそうなおじさんたち。

手術したり 入院したり 寝たり起きたりの生活をしていた人もいる
75歳を過ぎたおじさんたちばかり こんなに元気にあちこち公演に行って
今日も2回もお稽古して し足らなさそうにしている。
どんどん元気になっていっている!

紙芝居活動が健康と寿命に及ぼす影響を
学会に発表した方がいいんじゃないか と ふと考えたりして。

いやいや
これは単に「人による」というオチなのかもしれない。
人生のタイミングの問題かもしれない。
何も法則を見出せそうにない。

笑顔でのんびりしているようなおじさんたちが
どれだけあちこちに配慮し 努力を重ね 大きな不安と闘っているか
はかりしれない。メンバー同士の緊迫した感情ももちろんあるだろう。

だけど彼らがそれを乗り越えて 元気にいようと思えるのは
誰かが待っていてくれる これほど強い 理由はない。

「もっともっと いろんなところに行きたいナ」という
おじさんたちの生命力の源を
じっくりかみしめる秋が来た。
by musubi-pro | 2008-09-23 21:59 | むすび日記
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西成・釜ヶ崎で紙芝居をするおじさんたちの表現活動

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