紙芝居劇むすび
2016-01-15T22:43:19+09:00
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西成・釜ヶ崎で紙芝居をするおじさんたちの表現活動
Excite Blog
Facebookに移行?
http://musubiproj.exblog.jp/24053783/
2016-01-15T22:43:50+09:00
2016-01-15T22:43:19+09:00
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お知らせ
ブログの更新が滞りがちです
Facebookは公開しているので登録者以外でも
下のリンクから見れると思うのですが・・・
見れない方、ご報告下さいませ!
https://www.facebook.com/紙芝居劇むすび-555219931247996/?ref=bookmarks]]>
本所さん2015年とともに
http://musubiproj.exblog.jp/24042989/
2016-01-12T00:03:48+09:00
2016-01-12T00:03:24+09:00
2016-01-12T00:03:24+09:00
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むすび日記
昨年12月31日の夜に本所博史さんが85歳でこの世を去った。
長い長い入院生活。
心が折れそうになることもあっただろうし
食事も身の自由もない中だったが
むすびの関連者のお見舞いや
なんといっても最愛の弟さんのお見舞いに励まされながら
最後まで「がんばる」と生き切った。
本所さんには、本当に楽しい思い出をもらった。
彼のニコっと可愛らしい笑顔に、誰もが癒され笑顔になった。
みんなに得意のマッサージをしてくれたり
むすび新聞の発送作業など地味な仕事も引き受けてくれたり
ステージでは花形だったが
実生活ではおとなしくて、人に嫌な思いをさせないように
繊細に気を遣う人だった。
16歳で実家を出て、体ひとつで生きてきた。
一生懸命はたらいて、家族ももたず寂しいこともあっただろうが
晩年に故郷の弟さんと再会することができて
少しは安心して旅立てたのではないだろうか。
本人もむすびのマスコット的存在であることを意識して
サービス精神いっぱいに、精一杯努めてくれた。
感謝の気持ちで送りたい。
1月7日に葬儀を行った。30人強が集まり
生前本所さんを愛してくれた方たちに見送られ
ささやかながら感動的な葬儀だった。
ありがたいことに遺骨は弟さんに引き取られ故郷の岡山に帰ることができる。
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今年も応援ありがとうございました
http://musubiproj.exblog.jp/24006445/
2015-12-30T14:41:43+09:00
2015-12-30T14:41:39+09:00
2015-12-30T14:41:39+09:00
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むすび日記
第2期のむすびが歩き始めている。年の瀬。
10周年誌「おむすびころり スッテンTEN」も完成し
12/20には10周年を祝う会も開催した。
宮城から小菊さんと吉田さんが駆けつけて下さり
各地あちこちから特別な方々がいらっしゃり
うれしい一日だった。
本所さんは3月から入院したまま、病院で年を越す。
今、一生懸命に自分の命と闘っている。
10月には西尾雅隆さん、通称まーくんが急逝した。
自宅部屋での突然死だったので
遺体は警察保管となり、その後ご親族に引き取られたとのこと
おわかれをすることができなかった。残念だった。
まだメンバーも不足状態だが
少しずつ近づき、少しづつ愛着を持ちながら
初期のおじさんたちの意思や希望を感じつつ
新しいむすびが形成されつつある。
みなさま、今後ともお見守り、ご支援よろしくお願いいたします。
******************
ブログがなかなか更新できずにいて、ごめんなさい。
最近は多くの関係者がFacebookを通じて最新情報を発信しています。
よかったらこちらもご覧ください。
↓
紙芝居劇むすびFacebookページ]]>
毎日新聞に掲載されました
http://musubiproj.exblog.jp/23742373/
2015-10-05T10:04:55+09:00
2015-10-05T10:04:52+09:00
2015-10-05T10:04:52+09:00
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お知らせ
本所さんや亡き中井さんの思いを伝えてくださっています。
是非ご覧ください。
http://mainichi.jp/area/news/20151003ddf041040013000c.html]]>
ほなみ劇団と愛の共同作業 8/29
http://musubiproj.exblog.jp/23651188/
2015-09-07T23:57:00+09:00
2015-09-07T23:58:31+09:00
2015-09-07T23:57:10+09:00
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むすび日記
残念ながら新田さんは一足先に旅立たれて、会うことは叶わなかったが
残った者たち、できることを考えながら新田さんに学びつなげていくしかない。
仙台に着き、お昼を食べながら「どこかへ寄る?」と聞くと
おじさんたち「早く新田さんのところに行ってあげないと、かわいそうだ」と
大崎に急ぐことにした。
穂波の郷クリニックに到着すると、小菊さんと大石さんが迎えてくれた。
「ただいまー!」と入っていく。もうここは故郷になっている。
まずは新田さんにご挨拶に行くことにする。
10数日前に旅立った新田さん。最後まで完全燃焼したのだと思う。
だから、あまり悲しくならずに、みんなそれぞれ遺影に向かって手を合わせた。
「よく来たねー!」と声が聞こえるよう。どうぞ安らかに。。。
クリニックに戻ると忙しい。餃子500個を包む。
おじさんたち、もうすっかり慣れてワンタンみたいなのもあるけど
さくさくと餃子が出来上がっていく。
続けて、新田さんに捧げる寄せ書きをつくる。
明日あさっての公演に飾って新田さんを追悼したい。
歌声が聞こえると思ったら、吉田さんとチョウコウさんで
新田さんの好きなうた「花は咲く」を演奏していた。
明日の公演の主催者ネパリバザーロさんが到着。
代表の土屋さんがネパールの状況を報告してくださったり
福島の飯舘村のみなさんが明日の公演を楽しみにしていることを
お話くださる。気分が高まっていく。
明日お手伝いくださる大学生チームも到着して
ごはんを食べながら明日の打ち合わせ&スライドをチェックする。
ひとりずつ衣装合わせする。この作業で一段と役者気分が高まる。
おじさんたちは今回も「水戸黄門さま御一行」を演じる。
何度もリハーサルを重ねながらセリフを覚え
自分なりにアレンジしていく。
稽古は終了。各自少しずつ自分の役をかみくだき
アドリブ劇ならではの臨場感もほしいし、頭の中は劇でいっぱいだ。
ちなみに劇は「平成版 鶴の恩返し」で、アフター鶴の恩返しを劇で演じる。
おじさんたち、「今日は風呂に入らんと、もう寝る」とクリニックに消えた。
(続く)]]>
8月宮城へ
http://musubiproj.exblog.jp/23501826/
2015-07-31T22:28:37+09:00
2015-07-31T22:28:52+09:00
2015-07-31T22:28:52+09:00
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むすび日記
福島県飯舘村から震災後仮設住宅に移り住まわれた方々の
日帰り温泉ツアー(主催:ネパリバザーロ)がとても好評で
8月30日にも再び同じツアーが組まれることになった。
ほなみ劇団とむすびも舞台鑑賞の部で合同劇を披露する。
ほなみ劇団の主演俳優、新田さんも病気と付き合いながら
「もう1回やりたいなあ!」と希望を燃やしてくださっていて
それなら!と今回のツアーが実現する。
4月の公演以降、むすびにも飯舘村の方から親しみを感じるお手紙をいただいたり
宮城の新田さん、小菊さん、ほなみ劇団さん
横浜のネパリバザーロさん
福島の仮設住宅で暮らされているみなさんの存在が近く感じられている。
公演が1回きりで終わるのではなく、こうして輪を広げながら続いていくことは
本当に本望である。
どうぞ引き続き、ほなみとむすびの遠距離恋愛を応援してください。
郵便振替 「紙芝居劇むすび」00990-2-322322
(他行からの振込 099店 当座0322322)
※『ほなみプロジェクト』とお名前ご住所をご明記ください]]>
10周年いろいろ
http://musubiproj.exblog.jp/23501389/
2015-07-31T22:09:52+09:00
2015-07-31T22:10:07+09:00
2015-07-31T22:10:07+09:00
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むすび日記
特に初代おじさんたちの人となりを残したいという思いがある。
口下手で 前に出られなくて 何の文句も言わずに
飄々と消えるように亡くなっていった
あのかわいい おもしろいおじさんたち。
そして夏が終わる頃に10周年記念Tシャツも完成予定ですが
意外と困難をきわめて デザインが決まらない(泣笑)
現役のおじさんたちにいろいろ描いてもらったが
なんだかテイストが定まらず
若い人がいい!と言うと おじさんたちが渋い顔。
おじさんたちがこれ!と言うと 若い人はうーん…と乗らず。
あと、10周年記念公演も今年中に行う。
場所と日程と出し物も決まっておりませんが
みんなでむすびの10年をふり返り 感じる場になるよう
企画を進めていきたい。
☆サポーター募集中です☆
10周年応援サポーター(一口 ¥5000)
《記念冊子・オリジナルTシャツ作成・10周年記念公演
などに充てさせていただきます》
特典:記念冊子1冊プレゼント(カラー・B5、P90位・11月頃発送予定)
郵便振替 「紙芝居劇むすび」00990-2-322322
(他行からの振込 099店 当座0322322)
※『10周年』とお名前ご住所をご明記ください
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公演でのことば
http://musubiproj.exblog.jp/23415534/
2015-07-11T22:46:00+09:00
2015-07-13T22:56:35+09:00
2015-07-13T22:56:35+09:00
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むすび日記
おじさんたちに若者に向けてメッセージがないかと聞かれた。
むすびのメンバー
「将来、生活保護を受けないでいいように、貯金してください。
ビジョンを持ってください」
ガイドをしたある西成のおじさん
「自分は仕事をしていたとき、仕事をすることしか考えていなかった。
だけど今となっては、何のために働くのか考えたらよかったと思う。
みなさんは何か目標を持って、仕事をしてください」
中東やアジア、ヨーロッパ等世界各国から来た学生さんたちが
おじさんたちの姿やことばを心に刻んで
それぞれの場所に帰っていくのかと思うと、
なにかじーんとくるものがある。
若いうちは明日の心配もせず、必死に前に進むけれど
歳をとるとどうにも取り戻せない現実にぶつかることもある。
独りで生きるおじさんたちのことばには
後悔もあったが、深い優しさがにじみでていた。
きちんと受け止めて、つなげていきたい。]]>
七夕に夕涼み会
http://musubiproj.exblog.jp/23333038/
2015-06-27T22:34:43+09:00
2015-06-27T22:34:40+09:00
2015-06-27T22:34:40+09:00
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お知らせ
この日は我らが恋人、ほなみ劇団の母体、穂波の郷クリニックの生誕10周年で
むすび自身も7月が10周年をむかえる月なので
それぞれ宮城で 大阪で 出会いを祝う。
スタート18:00から宮城のクリニックの祝賀会場とネット中継!
その後夕食(メニューは素麺)
その後ゲームなどで遊び(優勝者には豪華景品あり!)
なんと、ひきたまさんの生演奏あり。
みんなで、リラックスして 笑って過ごしましょう。
どなたでも参加自由です。
世代交代したおじさんたちと出会えるチャンスです。
参加はカンパ制で、ひきたまさんコーナーは投げ銭お願いします☆
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久しぶりの地元保育園!
http://musubiproj.exblog.jp/23281312/
2015-06-16T23:43:41+09:00
2015-06-16T23:43:34+09:00
2015-06-16T23:43:34+09:00
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むすび日記
むすびが高齢化したり インフルエンザが流行ったり 先生が替わったりで
この数年なかなか実現できなかった公演。
新作を披露した。
こどもたちも入れ替わり むすびのメンバーもすっかり入れ替わり
ほとんど初対面のはずなのに
こどもたちが自然と寄り添ってくれている。
おじさんたちも自然と話しかけている。
何年も保育園が努力してきたこと、地域のおじさんたちを出入りさせ
むすびのおっちゃんたちを話題に出したり
先生方も裏から盛り上げてくれたこと
むすびのメンバーも地元のつながりを実感しながら地域住人として生活し
あちこちと関わりながら築いた人間関係 コミュニケーション能力
世代が変わってもちゃんと両者に引き継がれて
育っている「関係」というものがある。
そう思えるような やさしい一体感だった。
若い世代の紙芝居は 佐野さんや浅田さんがいた頃のように
味わいはまだないかもしれない。間合いが忙(せわ)しいかもしれない。
だけど ちょっとずつ熟している。
みんなが歳をとるのを見守りながら
自分も歳をとっていく。
新しいこどもたちが生まれてくる。
壮大な物語の中に自分がいると思えるような
今日の公演だった。]]>
女子会 in むすび
http://musubiproj.exblog.jp/23215013/
2015-06-04T19:59:00+09:00
2015-06-05T10:12:15+09:00
2015-06-05T10:12:15+09:00
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むすび日記
女性の参加も見られるようになってきた。
お手伝いにこられている80歳のNさんをはじめ
いつの間にか紙芝居もレギュラー出演している現役看護師さんのWさん
ちょこちょこと時間を共にしてくださるご近所の母娘。
今日はWさんが持ってきてくださった銀河のような羊羹で
お抹茶を点てて
女性3人でおしゃべり。
深く関わってくださる人が増えるのもありがたいことだし
男性が数で圧倒的なこの釜ヶ崎で 女性が居やすい場所になれるのも
いいことだと思う。
むすびの10周年本も着々と(?)進行中。
いろいろあったことを振り返るいい機会となる。
遺影のおっちゃんたちも、うれしそう。
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6/7リバティおおさかでケニア交流イベント!
http://musubiproj.exblog.jp/23170102/
2015-05-27T17:41:24+09:00
2015-05-27T17:41:14+09:00
2015-05-27T17:41:14+09:00
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お知らせ
~マゴソスクールと紙芝居劇むすび with ケニア人ダンサー・オモシ~
6月7日(日)13:00−15:00
3年目のリバティおおさかでのイベントです。今年は大阪在住のケニア人ダンサー、オモシさんが参加して若返ったむすびのおっちゃんたちと交流します。
ケニアのキベラスラムでこどもたちの家&学校を主宰する早川千晶さんのトークや歌、ドゥルマ民族の太鼓を継承する大西マサヤさんの演奏、むすびの紙芝居(新作を初めて大阪で発表します)で不思議に一体感(のはず)!
参加費はカンパ制です。ケニアのマゴソスクールのこどもたちに持って帰っていただくカンパ、いつも温かい交流の場となってきたリバティおおさかへのカンパ、補助金等に頼らず、みんなで支えるむすびなど、皆さまよろしくお願いいたします☆
場所:大阪人権博物館(リバティおおさか)中庭※雨天はロビーで行います
とにかく、出会ってください。
世界のどこかでゴミを拾って暮らしているこどもたち。
大阪の片隅で、ひとり暮らししながら孤独と向き合っているおじさんたち。
恵まれているはずなのに、なにか満足していないわたしたち。]]>
むすびin宮城 2015春-後編2(完)
http://musubiproj.exblog.jp/23035371/
2015-04-29T23:10:38+09:00
2015-04-29T23:10:26+09:00
2015-04-29T23:10:26+09:00
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ほなみとむすびの遠距離恋愛プロ
最終日。今日は穂波の郷クリニックのがんサロン定例会にて、
むすびの新作を初披露する。
それぞれ到着後、さっそく読み合せをする。
今度はむすびの紙芝居にほなみ劇団の新田さんと小菊さんが参加する。
新作「孝太と亀吉」には、新田さんがモデルの不思議な「おじいさん」が登場する。
ヨシオカさんが大事に手で持ってきた手づくりの帽子がとってもお似合い。
小菊さんは主人公「孝太」の妹「さくら」を演じる。
自分の読むところをちゃんと確認してくれている。
サロンのお客さんと、この4日間を過ごしたスタッフの皆さん方に見守られて
新作「孝太と亀吉」はようやく命を吹き込まれて、歩き始めた。
ほなみ劇団のみなさんと、この日が迎えられて本当にうれしかった。
挿入歌はひきたまさんとひと花センターさんがご協力くださって
おじさんたちがつくった「孝太といっしょ」。
すでにみんな大好きになった歌。ずっと残っていく歌だと思う。
そして、みんなで昼食。心を尽くして準備してくださったごちそう。
これがほなみ劇団の元気の源。まゆみさん、ありがとう。
スタッフもお客さんも役者も、みんな一緒にとる食事には
本当に人をつなぐ力をもっている。
帰る時間がきた。
新田さんは「今年はなんとか生きていますから、一緒に10周年を祝いましょう」と再会を約束してくれた。
また会いたい!ほなみ劇団と別れる時は、いつも痛烈にそう思う。
あちこちで、「この遠征の費用はどこから出ているの?」と聞かれる。
たくさんの方からのカンパ、おじさんたちの積立、紙芝居公演料からの補てん。
そして、むすびから空港まで送ってくださった人など
見えない部分で力になってくださった方がたくさんいた。
数え切れないみなさんの助けで成り立っている遠距離恋愛。
それゆえに本当に愛おしく尊い時間だった。
(むすびin宮城2014春 完)
それぞれの方にきちんとお礼もお伝えできていませんが
関わってくださった皆さまに心より感謝申し上げます。]]>
むすびin宮城 2015春-後編1
http://musubiproj.exblog.jp/23031273/
2015-04-28T23:42:07+09:00
2015-04-28T23:41:58+09:00
2015-04-28T23:41:58+09:00
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ほなみとむすびの遠距離恋愛プロ
今回宿泊は2泊ほど穂波の里クリニックの新しい建物「コミュニティケアハウス はるか未来館」に泊めていただいた。朝は自分たちでプチ自炊。ほなみ劇団の大石さんや居合わせた学生さんと優雅な朝食をとる。
優雅な朝の散歩。
そして、車で小一時間ほどのところにある鳴子温泉に到着すると
ドタバタがはじまる。
新田さんもときおり肩で息をしながらも、静かにテンションを高めていく。
今日は飯舘村から避難生活をしている方が50人ほど来られるらしい。
真剣なリハーサルを経て、いざ本番。
ほなみ劇団の劇は、朗読に続いて、登場人物たちが飛び出してきて話の「その後」を演じる。
役者たちは最高のことばをアドリブで引き出し、客席のみなさんに語りかける。
むすびの黄門様ご一行も、変な間をつくりはしたが、場を盛り上げられたようである。
大阪からの友人や、そしてむすびのメンバーで、今は福島県で仕事をしている
オオツカさんが駆けつけてくれた。みんなうれしい再会!
飯舘村のみなさんとの交流会。
むすびの活動する地域にもさまざまな事情で故郷に帰れない人が多く
おじさんたち自身も知っている寂しさや孤独。
くわしく言わなくても、なんとなくわかってるよね、という近い空気。
それぞれの避難所に帰る飯舘村の方たちを見送る。
合同劇を見て泣いてくださった方や、逆にあたたかい声援をくださった方
素敵な笑顔を見せてくださった方。
こうして宮城に来て出会い、また別れるけれど、心に残るだろう人たち。
主催のネパリバザーロさんはネパールの支援をしながら、震災後はこうして
被災地の方々にもリフレッシュの場を提供してきた。
ネパールで地震があったと聞いて、会場の一同、心をいため
ネパリバザーロさんにカンパなど託した。
この日はむすびは鳴子温泉で泊まることにした。
疲れたであろうおじさんたちの部屋からは
遅くまでわいわいと話す声が聞こえてきていた。 (続く)]]>
むすびin宮城 2015春-前編
http://musubiproj.exblog.jp/23023466/
2015-04-28T01:06:04+09:00
2015-04-28T01:05:57+09:00
2015-04-28T01:05:57+09:00
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ほなみとむすびの遠距離恋愛プロ
4/24-27の日程で宮城に行ってきた。
目的は主に3つ。
①ほなみ劇団の俳優、新田さんが毎年見せてくれる真っ赤なチューリップの庭でチューリップ祭りに参加する
②横浜のネパリバザーロさん(ネパールの商品をフェアトレード)が、2011年の震災後、避難生活を送られているみなさんを日帰り温泉ツアーに招待するプロジェクト。ほなみ劇団に来た出し物への依頼に、むすびも参加させてもらう
③がんサロン定例会で、ほなみ劇団と合同で新作「孝太と亀吉」を初上演する
4/24
初の飛行機体験となるスガさんが「雲を下に見て、気持ちが高ぶった」と最初から感激モードで旅ははじまった。
穂波の郷クリニックに行く前に、立ち寄ったのは「がんばろう石巻」の広場。
2年前、先代のおじいちゃんたちが紙芝居公演を行った場所。
震災後4年も経ったのに、広場のまわりはまだ野原。
トラックがあっちにこっちに動いてはいたけれど
ここで暮らしを営んできた人たちがうかばれないなぁ。
佐野のじいちゃんが自身の死にかけた経験を語ったり
鯉のぼりがはためく中、涙が出た紙芝居公演のこと
ここで出会ったおっちゃんのこと。
こうして帰って来れる場所があると、思い出もまたよみがえる。
その広場をつくった黒澤さんのところでトイレを借りるべく立ち寄る。
話題が出たついでに、震災の年、がんばろう広場で芽生えた「ど根性ひまわり」の
種の袋詰め作業を手伝わせていただいた。今年で5代目。
たくましく吹き返してくる生命を日本各地で育て、思いとともに広げている。
ほなみクリニックに到着すると、ほぼ伝統行事となった「餃子包み」。
作業を通じて、初めてのスガさんも、スタッフさんたちも打ち解けていく。
みんなでそれを焼きながらいただく。自己紹介をしたり、ゆるゆると
時間が過ぎる。
4/25
翌朝、クリニックが最近はじめた事業「農尊キャンパス」なるもので、
急遽ネギの植え付けを体験することになった。
学長さんは、クリニックの患者さんでもある國男さん。
重い病とは思えない生き生きした目にびっくりする。
ここでとれた野菜はクリニックの行事に使われたりするらしい。
学長・國男さんの熱心なご指導に、一同とにかくついていく。
同行した小菊さんも農家の嫁として苦労した経験や、農作業の極意を語ってくれた。 そして。今年も待ってくれていました。真っ赤なチューリップたち。
今年は暖かかったのでもはや散っているかと思いきや
最高のタイミングで花を開いてくれていた。
新田さんががんの余命を宣告されて、それを過ぎて1年以上が経つ。
こうして会えること、すべてのことは奇跡のように起こっている。
大阪と宮城の面々、のどを競い合い、芸の披露あり、春をよろこぶ宴。
大阪から駆けつけてきた古橋理絵さんが圧倒的な迫力で場を盛り上げてくださった。
さて、宴を撤収すると翌日に向けて打ち合わせとリハーサルに移る。
まずは衣装選び。
明日の飯舘村の人たちに見ていただくほなみ劇団の劇「花咲かじいさん」に、
むすびはなんと水戸黄門ご一行ということで特別出演することになった。
みんなでああだこうだ言いながら、すばらしい黄門様、助さん格さん、うっかり八兵衛の出来上がり!
衣装をつけて気持ちの盛り上がったところで、本番さながらのリハーサルがはじまる。
こわいのは絵本の朗読の後の「飛び出る絵本」の部分で、簡単なあらすじに沿って
役者がアドリブを駆使して、絵本の「その後」を演じる。毎回セリフは変わる。
みんなで微調整を繰り返しながら、それぞれが役になりきって気持ちを込めていく。
91歳小菊さん、会うたびにかわいくなっている!とおじさんたちも言うほど
光り輝いていた。
(続く)]]>
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