紙芝居劇むすび



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デイサービスにて

なんせ暑い季節になった。

今日は電車に乗ってデイサービスセンターに行く。
暑さでまいってしまったのか 自分たちより年上のお姉さま方に囲まれて
緊張してしまったのか 失敗も多かった今日の公演。

セリフを見失い とつぜん
「雨 雨 ふーれ ふーれぇ 母さんがぁ~ … えっ?」
と なぜか歌いだしたおじさんもいれば
台本を軽く3ページぐらいとばして いきなり中盤のセリフをよんでしまったり
そのたびに他のおじさんたちは目くばせし合って苦笑いする。

でも観客のおじいさん おばあさんたちは
「いいことされていますなぁ」 「お上手ですよ」 と励ましてくださった。
「次来るときは 違うのをしますよ。桃太郎がいいですか?」
むすびの問いかけに
「桃太郎なんか 何度も聞いたわ。あんなん古い古い。」
と90歳が近いという大姉さまが。

上には上がいるなぁ。

それでも最後にはみんな長生きしましょうねぇーと声をかけ合っており
むすびも観客のお年寄りたちも 素敵な笑顔を見せていた。

帰り道「俺たちなんて まだ若造だな」 ポツリとつぶやいていたのが
おかしかった。
 
by musubi-pro | 2006-07-27 20:49 | むすび日記

1周年おめでとう

むすびが1周年を記念して公演を行った。

約30名が見守る中 新作が初めて発表される。
その名も「里山の七人衆」。
タケノコがワラビやスミレなどを伴って里山で遊び
帰ってくるという 特に大きな事件は起こらないが
なんだかむすびテイストが笑えて
ほんわりとやさしいお話である。

最近 人手不足のむすびなので 
パニック気味の一人2役でお面やらセリフやらが乱雑に飛び交い
愚痴りながらも 必死に演技を続けるおじさんの姿を
あたたかい会場の雰囲気がじっと見守る。

「ぶんちゃんの冥土めぐり」では 白鳥の踊りに拍手が沸き起こる。
白鳥 人気やなぁ。 白鳥役のTさんの華麗な舞も板についてきた。
(ちなみにTさん 白鳥では純白の衣装 竹のオヤジ役では緑のシャツに着替え
細やかな役づくりをしていらっしゃる)

お客さんにはリピーターの方が多いのに気付く。
長い目で応援してくださる方が多く 1年を迎えることができた理由がここにある。
1年という時間は高齢者にとって 大きな影響を及ぼすと
おじさんたちを見ていて思う。

一度体調を崩すと 一気に老け込んでしまったり
気力が落ち込むのは早く 回復は遅い。
しかし久々に公演を見た人たちからは その成長ぶりに驚いたという声が聞かれた。
絵を描いたり 色を塗ったり 今回新しい役割にチャレンジしたおじさんも多かった。

メンバーも少し減って このごろ若干元気がないおじさんたちだが
健康に 楽しんで 来年も記念公演ができますように。
by musubi-pro | 2006-07-23 22:03 | むすび日記

新しい紙芝居

新しい紙芝居が完成した。

新作となると もちろんおじさんたちにとっても新しいお話。
台本を読み込まなくては 恥をかくことを経験として知っている。

1回読みあわせをして 「もう一回」 「もう一回やろう」
と稽古を重ねる。

声色を変えてみたり 字を読むのが苦手な人はフリガナを打ったり
歌の出だしが気になったり。爆走して人のセリフまで読んでしまったり
ちょっとアドリブを入れようとして すべってしまったり
大声を出しすぎて周りの人の耳をキーンとさせてしまったり
ハタから見ると思わず笑ってしまうほどの 本気モードに突入するのだ。

今日の稽古がおわった。
おじさんたちはまだ納得していない。
暑さで弱っているはずのおじさんたちから
やったるで という意思が伝わってくる。
by musubi-pro | 2006-07-14 19:23 | むすび日記

七夕と竹の子

むすびでは毎年地元の警察の方から 七夕用の笹をいただく。
今年も届いたのだが ずいぶんと大きい。思わずウンショウンショと
裏の方に運び出すTさん。

居合わせたむすびの強力喝入れ役・アーティストの林加奈さんが
絶対中のほうが涼しげでいいって!と力説するので

なんとかしてナナメにして室内に納めると 部屋の中は笹のさわやかな香りが
漂う 癒し空間に。

しかし 七夕の飾りつけをする間もなく 願い事に思いを馳せるスキもなく

新作紙芝居の制作に忙しい一同であった。竹の子が出てくるお話です。
本当に働きものの おじさんたち。
林さん トモ君(みんなのアイドル青年) 助かりました!

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by musubi-pro | 2006-07-04 22:31 | むすび日記


西成・釜ヶ崎で紙芝居をするおじさんたちの表現活動