紙芝居劇むすび



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アート作品になる

大阪・アートカレイド・スコープ2007 という 大イベントが3/1~3/21の期間で
大阪府立現代美術センターを中心に市内各所で行われる。

むすびのおじさんは應典院というお寺で開催されるアートプロジェクトの作品の一部となるべく
今日モデルとして写真撮影に出かけた。

なんと「遺影」を撮るという。黒枠に納まって 展示されるという。
この時点でむすびのメンバーのうち数人が「それはカンベン…」と拒否反応。
珍しがりな3人がモデルとして立候補した。

メイク・アーティストの南雲さんという若い女性に軽くお化粧をほどこしてもらって
カメラに向かう。
おじさんたち おそらくメイクは始めてだろうな。
「お 肌がきれいに見える。 毎日しとこかな」 と まんざらでもなさそうだ。

待ち時間 墓を眺めながら たぶんみんな死をいつもより身近に感じていたに違いない。
「おっちゃん 死んだら骨はどこにいくの?」
「どっかの無縁仏の墓に入るんちゃうかな…」

遺影を準備することは寿 だそうだから
みんな寿命がちょっとは延びたといいけれど。

ちなみに総勢約40名の遺影の展示は3/1~3/21の期間中
應典院にて。


<應典院へのアクセス>
地下鉄谷町線「谷町九丁目」駅下車3号出口、地下鉄堺筋線・千日前線・近鉄奈良線「日本橋」駅下車8号出口より、徒歩約8分
by musubi-pro | 2007-02-26 17:17 | むすび日記

ほっ

平均年齢72歳ともなると 体の不調 精神の不安定 いろいろある。

先日入院したおじさんは 一時病院のベッドの上でぐったりしていたので
本当に心配してしまったのだが 
今日様子を見に行くと 体を起こして すっかり明るい顔で
笑ったり「タバコくれ」と言ったりしている。

仲間が倒れると 不安はむすび中を伝播し
他のおじさんも 自分もいつどうなるやらと
気が気ではなくなるらしい。

一人抜けていない寂しさも ヒシヒシと伝わってくる。
まさに運命共同体なのだ。

みんなが揃って元気で紙芝居をできることは
本当に奇跡であり ありがたいことだと 思い知る。

近頃は 芸術作品への参加など いろいろな依頼があり
おじさんたちには 長生きして冥土のみやげをもっともっと持っていってほしい。
by musubi-pro | 2007-02-20 20:05 | むすび日記

公演と鑑賞

むすびの事務所近くにある「今池平和寮」さんの公演にお呼ばれする。

「早春の集い」と称して 若い人のバンドや 入居者のカラオケなど
4時間近くの 出し物が目白押しで さりげなくも すごいイベントだったのだ。

むすびはトップバッターで「ぶんぶく茶釜」を上演。
おじさんたちは やや緊張して 練習したタヌキ踊りも 披露できなかった。

その後はお客さんになって 次々繰り出される出し物を見物。
おばちゃんたちの優雅なフラダンスには
会場のオッチャンたち 少年のようなキラキラした目をして 見入っている。
むすびのおじさんたちは 「きれいやで~!」とか「まってました!」とか
声援を送っている。 

前に立つ孤独感を知っているから
人のステージにも一生懸命 リアクションをとっているようだ。

平和寮のOさんのお話によると カラオケ フォーク クラシック 
どのジャンルにおいても 音楽鑑賞に力を入れているが
どのグループにも 演歌の演奏をお願いしている とのこと。

入居者である中高年のおじさんたちを励ます演歌。
みんな歌で時代を思い出し 喜ばれるのだそうだ。
みんなで一緒の歌をうたえるって すてきなこと。
by musubi-pro | 2007-02-04 19:07 | むすび日記


西成・釜ヶ崎で紙芝居をするおじさんたちの表現活動