紙芝居劇むすび



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今日も公演

釜ヶ崎のまちを見学に来られた人たちに 紙芝居の依頼をいただいて
近所の建物で公演する。

東京からわざわざむすびの紙芝居を見に来てくださった女性も2名。

むすび効果の波及もめざましい。

今日も「ぶんちゃんの冥土めぐり」。
かなり事前の確認作業をしたので ほぼ完璧な仕上がりだった。

午後からはオランダ人のHさんも立ち寄ってくださって
わいわいと テンションは上がりっぱなし。

Hさんいわく 急にふらりと立ち寄り 彼が何もせずに 
ただみんなが話しているのを聞いている という行為が
みんなに受け入れられている状態 というのが
彼の国の感覚からして 不思議だったそうだ。

用もないのに来ておかしいんちゃうか とか
何か変な考えを持った人ではないかと疑われないかと思ったらしい。

とくにしゃべりたいわけでも 何かしたいわけでもないけど
わけもなく 人の輪の中に入りたい時
そんなときが誰にでもあると思う。

言葉や年齢や地域を越えて
人を受け入れる場になりつつあるむすび。
その根底には おじさんたちの細やかな配慮や努力が
かくされている。 
by musubi-pro | 2008-03-29 22:11 | むすび日記

大仕事

大阪市立大学で行われたアート&アクセス研究会のイベントに
出演する。

ガラス張りの建物には 春の日差しがふりそそいで
外では大学の入学手続きにともなうサークルの呼び込み
希望と光に満ちて いい感じ。

おじさんたちはトップバッターを見事に務めた。

わたしがCDをかけ間違えたのと
Tbさんが思わぬ台詞を創造しちゃった以外は。

いつもなら ぶんちゃんを乗せて三途の川をわたり 
エンマ様のところに連れて行ってくれる白鳥さんが
「今日はエンマさまのところへは連れて行かないからね」 と急変。

ついでナレーターの部分にも読み進んでいく白鳥さんの大暴走に
一同 笑ってしまって 台本が読めなくなりそうになる。

しかししかし そこはプロ根性で立て直し
最後まで見事に演じきった。

なにが起こるかわからない むすびのステージ。
この緊張感がなんともいえないのだ。

その後佐久間新さんと伊藤愛子さんのダンスのパフォーマンスに
Tbさんも最後加わり ダンサーと対等な舞で勝負してフィニッシュ。

「なんか きょうはタカさんにもっていかれたな」
「すごかったな」
すごい伝説が生まれた1日だった。

紙芝居の上達を褒められたし 清々しい気分で新今宮に着くと
「あぁ~ やっぱり西成が一番やなぁ」 
と誰かが言った。
by musubi-pro | 2008-03-27 22:20 | むすび日記

なんだか かわいい

今日は月1回先生が来てくださるアートの日。

樹脂粘土を使ったキーホルダーづくり。
固い色粘土をこねて 思い思いのかたちをつくっていく。

最近のみんなの集中力はたいしたもんで
寡黙に創作活動に没頭して
めいめい かなり細かい仕事を完成させた。

あとはオーブンで焼いてもらったら出来上がる。
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午後からは出張紙芝居の道具を確認したり
社会情勢について語ったりしていたら
ふわふわくんと 
去年むすびのイギリス行きをテレビでとりあげてくれた
ディレクターの方が立ち寄ってくださった。

今週 東京在住のメンバー(?)Tナカさんが来るとの連絡もあり
みんなの気持ちが盛り上がる。
by musubi-pro | 2008-03-24 19:12 | むすび日記

大忙し

年度末。むすびにも余波は来て 3月のカレンダーが埋まっていく。

見学者の受け入れ 紙芝居 取材…

いっぺんに説明しても たぶんすぐに忘れてしまうおじさんたちの脳みそ。
「週末はなんかあったっけな」 「ほー そうかいな」
忘れることも大事だなぁ。 覚えてて てんてこ舞いになるよりは。

とりあえず 明日のことだけ考えよう ということにする。

みんなのおなかが空いたころ さりげなくだれかがサツマイモを買ってきて
イモ焼き器と化した電子レンジでチンして食べる。

名前も むすび でなくて さつまいも 
とかにしたらいいんじゃないかと思うほど
イモを食べるおじさんたちだ。
by musubi-pro | 2008-03-20 18:28 | むすび日記

ダンスワークショップ

3月13・14日と
釜ヶ崎ダンスを振りつけてくださった砂連尾理(じゃれお おさむ)さんを講師に迎えて
ワークショップを開催した。

ダンスというと 気恥ずかしさと苦手意識で 硬直してしまうおじさんたち。
なので 今回はストレッチを中心に 楽しく「動く」ことに
重点をおいていただく。

指や足首 背筋や肩甲骨 意識して伸ばすことが ここ最近あっただろうか。
でもおじさんたち 予想以上に集中して がんばっている。
そしてやはり 年齢を思わせないほど よく動けるということがわかった。

先生がひとりひとり ストレッチを手伝ってくれる。
人に触れられることも 日常ではあまりないかもしれない。
「イテテー」 でも 心地よい。
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だんだん楽しくなってきたのか 自分の身体の限界に挑戦している
みんなの顔がイキイキとしてきた。
一生懸命に取り組んでいる おじさんたちを見て
先生も 思わず「かわいいね~」 と優しい笑みをもらしている。

人間のかわいさってなんだろう。
素直さ 一生懸命さ 無防備な自己をさらせること
受け入れることの寛容さでもあるかもしれない。
それが むすびの魅力?

両日とも 後半は身体をつかった 会話にチャレンジした。
身体を通じて 心を感じる 一番大事なのは 感じる心なのだと
意識は身体を通り越して 心に集中する。

でもそれの むずかしいこと。
伝えることも 受け止めることも。

触れ合うことから始まり 最後は触れもせず 言葉も封印して
互いの微妙な動きや 空気を察して 会話を続ける。
その動きは見事なダンスとなって 心を刺激するような動きを
発していた。
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「仲間の手をにぎるなんて はじめてだったよ」
「動きの意味を考えたんだけど なかなかわからないねー」
心のひだに いろいろな感情や思い出をしまっているおじさんたちだからこそ
動くこと 相手を感じること 自分を感じてもらうことは
貴重な体験だったにちがいない。

今回のワークショップは 爽やかな気分をむすびに吹きこんでくれて
また みんなで体を動かそうよ。 という気分にしてくれた。 
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by musubi-pro | 2008-03-14 21:20 | むすび日記

てくてく日和

あんまり天気が良くて ぽかぽかしているので
外を歩きたいなー と
午後から数人で大阪城の梅を見に行った。

ゆっくり ゆっくり お互いに気を配りながら 歩いて
暖かくて 顔もほころぶ。

この陽気で 大阪城にはたくさんの人。
春到来の喜びを分かち合う。

梅が一面に香って 思わず木の下に寝そべるおじさんや
花よりも 根っこの太さに しきりに感心しているおじさんも。
いつもよりたくさん歩いても みんな張りのある表情をしている。

休憩に座ったベンチに 老猫がたたずんでいた。
「おまえも オレと同じぐらいの歳(とし)かな~」 と
親しげに話しかけるリーダー。 ネコは無言でリーダーにもたれかかった。
心が通じたのだろうか。

野宿時代 大阪城公園が「我が家」だったというメンバーもいた。
テントの多くが撤去されていて 里帰りにはならなかったけど 
懐かしそうに あたりを案内してくれる。
悪い思い出ばかりでも なかったのかな。
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by musubi-pro | 2008-03-11 20:55 | むすび日記

こどもたちが遊びに来る

午前中 ゆっくりしていたら 
わかくさ保育園の園児たちがお買いものの後「むすびに行きたい~」と
リクエストしてくれたそうで みんなで立ち寄ってくれた。

こどもたちが事務所にワッと入ってきて
「ウサギ」の役をやっていたおじさんをチェックしたり
すっかり慣れた様子で おじさんたちと話をして 帰って行った。

なんと「むすび」は今年の同保育園の卒園アルバムに写真を載せてもらえるそうで
うれしい限り。

こどもたちが大きくなったとき むすびの紙芝居を思い出して
くれるのでしょうか。
by musubi-pro | 2008-03-04 22:36 | むすび日記

ちょっと前進

ここのところ みんなで話合って

いつもいつも ボーっとお茶飲んで お菓子食べてダベってるだけじゃ
せっかく仲間や活動の場がある自分たちとしてはもったいないし
応援してくださっているみなさんに申し訳ない と

「何か」してみることにする。

週に1回 火曜日は朗読 木曜日は童謡なぞ うたってみよう。
4月からは月に1回 みんなでお散歩にも出てみよう。
絵も 書道も 体操も やったらいいし と

すっかりカルチャーおじさん化してきている むすび。

おつきあいしてくださる方 何か教えてくださる方 募集中です。


今日はさっそくリーダーが用意してくれた イロハ歌や漱石、啄木のうたなんかを朗読して
午後からココルームの発送作業のお手伝いで チラシを数えたり
若い人が遊びに来てくれたりして 充実。
by musubi-pro | 2008-03-04 22:20 | むすび日記


西成・釜ヶ崎で紙芝居をするおじさんたちの表現活動