紙芝居劇むすび



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フィールドワーク

西成労働福祉センターが主催するフィールドワークに参加する。

今日のルートは天下茶屋(ロシア兵捕虜の兵営跡)を出発して
勝間(こつま)街道を歩き バスで木津川 → 渡船で大正に渡り昭和山から
西成を眺める。

いつもは「足が痛い」とか たくさん歩く自信がないおじさんも
わいわいというノリで参加して 最後まで無事に歩ききった。

大阪市大の水内先生の解説を聞きながら
センターの職員さんや 現労働者 生活保護受給者 フリーター NPO職員や
大学の研究者などが 一緒になって街を歩く。
それぞれの思いや歴史が交錯しながら 路地を 川を 山を移動する。
標高33メートルの昭和山から 西成を眺めると
郷愁のようなものすら感じる。

いつも歩く天下茶屋が 日露戦争時にはロシア人捕虜であふれていたこと
大阪市営の渡船が無料で運行されていたことや
100円の赤バス(西ループ)が今月で廃止になること
昭和山では 老いも若きも一緒になって 桑の実を採って食べたこと
みんなで歩くと 発見や喜びが体感として印象に残った。
by musubi-pro | 2008-05-27 19:54 | むすび日記

ほのぼのクラブ

西成市民館の「ほのぼのクラブ」事業。

むすびのおじさんたちも毎週水曜と木曜はでかけていって
オセロや将棋 カラオケで遊んだり
他の参加者と交流をはかったりしている。

今日は不定期の映画上映会。
「ビルマの竪琴」
というので 中井貴一の出るやつかと思っていたら
安井昌二という俳優さんが主役 おじさんたち世代のバージョンだった。

今では「スーさん」の三国連太郎も カッコイイ青年隊長を演じている。

映画は太平洋戦争中のお話。
異国の地で戦い 死んでいく兵隊さんの姿を見て
お兄さんのことを お父さんのことを
思いだしたであろう 会場に居合わせたみなさん。

見ていたおばあさんが
「死んだ兵隊さんを水島上等兵がひとりで埋葬して弔っていたシーンがあったでしょう。
ああいうことが大切なのよ」 と語った。
「今の若い人なんか 戦争 なんていってもへいちゃらだもん。」

そうでもないつもりだったけれど そうかもしれない と思いながら
戦争時代を超えてきたおじいさん・おばあさんが
画面を見る気持ちはどんなだろうと みなさんの後ろ姿をながめた。
by musubi-pro | 2008-05-21 21:49 | むすび日記

ご隠居さま

むすびは高齢者によるパフォーマンスが主な活動だけに
なかには病気を患ったり 体調を崩して
紙芝居活動の継続が困難になる隠居組がでてくる。

元気に人前に立っていた人が顔を見せなくなると
みんなも気がかりで 「早く出てこいよ」と声をかけたりするけど
実際 むすびの活動はけっこうハード。

活動をできなくなった人は それなりに
負い目や 距離を感じて
みんなの前に来づらくなるものだ。

そんななか 今日は2人のご隠居さんが遊びに来てくれた。
仲間とわいわい 昔話に花が咲く。
受け入れる仲間たちもうれしそうなのは
ご隠居さんは みんなの行く道だから。
いつでもふらりと入れる場所である むすびでありたい。


今日もオーストラリアから来たTさんがのぞいてくれる。
来週には東京に行って そのまま大阪には戻ってこない彼女。
「出会いはいいけど 別れはつらいですなぁ」

若いうちはあまり感じないかもしれないけど
お年寄りたちは「もう会えないかも」という
切ない気持を より強く感じているのかもしれない。

それでも若いなりに大事なことをいっぱい教えてくれる人は多く
これからもいろんな人と出会っていきたいむすび。
by musubi-pro | 2008-05-09 23:24 | むすび日記

今年もバースデー

むすびはほとんどが1・2月生まれなので 誕生会は少ない。

そんななか Fさんが誕生日を迎えたので
非公式 ささやかに 会を催す。

誕生会の恒例は みんなで手づくりの料理・食事・寄せ書き・ケーキ
ハプニングで居合わせる人たちで祝うことにする。

今年は東京からTナカさん 堺市役所のKmさん
オーストラリアから来て 釜ヶ崎を見て回っているTmさん
ココルームのスタッフのHkさんもお友達を連れて

老いも若きも一緒になって
にぎやかに 一日が過ぎた。

いつも黙々と作業にうちこむFさんが主役となり
最後にはくったくのない笑顔で帰って行ったところを見て
仲間一同 なによりうれしかったに違いない。

いいことも わるいことも あるけど
また1年がんばって生き延びましょう。
by musubi-pro | 2008-05-05 21:04 | むすび日記


西成・釜ヶ崎で紙芝居をするおじさんたちの表現活動