紙芝居劇むすび



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失敗がないのは失敗か

今日も人前で公演。「ぶんちゃんの冥土めぐり」を披露する。

今日でたぶん「ぶんちゃん」は公演30回目だ。
100回 1000回と 演じ続けられる作品に育ってほしい。

去年のロンドン公演でも演じたので これに関しては
セリフが口をついて出てくるほど 稽古が積まれており
今日の公演では 失敗ゼロ。ほとんどパーフェクト状態でフィニッシュした。

「ボケが進行して セリフが飛んだり みんなをハラハラさせてくれるのが
むすびの持ち味なんですよ」 と 事前にフォローしてくださった
ありむらさんも きっと拍子ぬけしただろう。

おじさんたち自身も 「えっ」 と意外な様子。
「完璧すぎて おもしろくなかった」と称賛も含めて伝えると
「そうやな。ちっとぐらい間違ったほうがええな。」 とおじさんニッコリ。

たまには役を換えるとか 違う演出に挑戦してみるとか
「完璧ぶんちゃん」を崩してもいいかも。
でも きっとおじさんたちは 間違えずに演じたことを
誇らしく思っているだろう。

暑い暑い日 今日もおつかれさまでした。
by musubi-pro | 2008-07-26 21:37 | むすび日記

夏の公演は熱い

月刊誌「福祉のひろば」100号記念のつどいで
晴れ晴れしい会の最後の出し物として
出場したむすび。

ホテルというキラキラした場所で 100人を超えるお客さんに
おじさんたち 快感の武者震い。
でも紙芝居はあいかわらずのマイペース。

「…あれ どこ読んでるかわからんくなった」 とか
「Nさん ホレ あんたの番やで」 とか
ボケ漫才のような それで笑いをとっていて いいのだろうか…
でも本人たちは必死なのだ。だからこそおもしろいのか。

演目は『おじさんたちのロンドン珍道中』。
2007年にロンドン公演を行った際の体験談だ。

今回初めて取り入れた飛行機のシーンは
ダンボール製の飛行機を持った人が 日本とイギリスの旗を持った
人の間を移動する という演出だが

飛行機が上下に波のように揺れながら
客席に乱入し とうていイギリスに到着しそうになかったTbさんの演技は
彼にしか あの瞬間にしかありえない不思議さ おもしろさ。

一期一会のありがたさを感じさせてくれる舞台だった。
光栄な機会をくださった『福祉のひろば』さん ありがとうございました。


オープニングの太鼓の演奏のときだった。
若い人 こどもたちの まっすぐな 真剣な演奏にNiさんが涙ぐんで
「おれたちは まだまだダメや。あんなに一生懸命やっとらん」と
はがゆいような思いを抱えていた。

すごいプロ意識。その心意気に こちらが心を熱くさせられた。
by musubi-pro | 2008-07-19 20:41 | むすび日記

ひさびさの公演

6月~7月初旬と紙芝居公演が入っていなかったので
今日はひさしぶりに気合がはいる。

東京からTナカさんやNPOの方が駆けつけてくださって
映像の学生さんや TV局のカメラもまわって
ココルームのスタッフのおつれあいさんも来てくださるし
なんとも にぎやかで晴々しい。

しかも 今日はHjさんという方が むすびデビューの日でもあった。
あまりにかわいい あまりに超越した感じの方なので
無理を言って参加していただいたのだが
78歳の初舞台 初々しくも しっかり笑いをとっているところをみると
レギュラーメンバーになっていくのでは と期待している。

おとぼけTbさんも はりきりすぎたのか
犬の役なのに 桃太郎のセリフも ナレーションまでも踏みこんでいき
他のメンバーは気をもむやら 自分たちでも笑ってしまうやらで
公演はいつもに増して 混乱を極めたのであった。

わらいすぎて涙する人
「見ている人をこどもに戻してくれる」 と感動して涙している人
いろいろな意味で 刺激的だった今日の舞台。

やっぱり新しい風 というのはすごい力を秘めていることを実感した。
また 新しい風を吹き流す しっかりとした土壌ができていることも
隠れた発見なのだ。
by musubi-pro | 2008-07-12 22:31 | むすび日記

若さをもらう

むすびを訪れてくれる若者はわりといるのだけど

さいきんはカメラやビデオカメラを手にして
おじさんたちを被写体にしながら じっくりと
おじさんたちの魅力を味わっている若者がよく来てくれる。

今日も事務所には男の子が3人
平成生まれの人もいて 昭和初期のおじさんたちもびっくり。
Aさん 思わず 「昭和は遠く なりにけり」 と感慨にふける。

男女に問わず 若い人と話をすると 若返る とのことで
ヘタするとひいおじいちゃんの世代になってしまうような年齢差でも
かつての男の子たちと 今の男の子たちは ワイワイすぐに打ち解けて
すっかり仲良くなったようだ。

若い人に説教するでもなく 一緒になって女の子の話などしているあたり
永遠の少年たち むすびである。

マンネリ化したおじさんたちの空気を
爽やかに吹いてきてくれた若者たちに感謝。
by musubi-pro | 2008-07-11 22:58 | むすび日記


西成・釜ヶ崎で紙芝居をするおじさんたちの表現活動