紙芝居劇むすび



<   2008年 10月 ( 6 )   > この月の画像一覧


今日も感動的に

今日ははじめての場所で紙芝居をした。
大国町の「パーティー・パーティー」という楽しそうな名前のNPO。
障害者の方へのヘルパーさん派遣や日中の集い「ほっこり倶楽部」や
いろいろなイベントを開催しておられる。

若いスタッフの方がたくさんいるし
がんがん話かけてきてくださる通所者さんがいたり
最初からおじさんたちもリラックスムード。

なんとスタッフの方の赤ちゃん・生後2か月の女の子もいて
きっとむすび公演のお客さんとしては最年少かもしれないなぁ。
おじさんたちも「かわいー」「俺らにとってはひ孫やなぁ」
「わしにもこんな頃があったんかいなぁ」と
目を細めていた。

いつもより車椅子に乗ったお客さんが多い会場。
目の見えない男の子はよく聞こえるように一番前にスタンバイしている。
おじさんたちは心と心が通じるように 今日も熱演をした。

力の入っていないおじさんたちと 同じく力の入っていないお客さんたち。
はじめてのみなさんとの息はぴったりだったように思う。
むすびへの情熱をもって 今日のこの企画をしてくださった主催者さんの
笑い声が ひときわ大きく響いて 今日も充実の幕を下ろした。
by musubi-pro | 2008-10-29 19:53 | むすび日記

青空紙芝居

からほりまちアートのイベントで
公園で紙芝居をする。

久々に空の下 公園の丸いベンチに紙芝居を置いて
おじさんたちも座って
前のござにこどもたちからお年寄りまで
さまざまな年齢のお客さんが座る。

いいかんじ。

「桃太郎」を演じて 2回目の「ぶんちゃんの冥土めぐり」のお色直しをして
おじさんたちが登場すると
1回目も来てくれたこどもたちが寄って来た。

「オニのおっちゃん こんどは何すんの?」
「何で2つお面つけてんの?」
そしてエンマさまの格好をしたHjさんが歩いてくるのを見て
「神様??」
と思わずHjさんの神々しさに気がついたこどもたち。

おじさんたちがお面をつけて商店街をちんどんして回ったので
お散歩中のご夫婦やこどもたちが集まって来た。
こどもたちが「冥土(めいど)って何?」と聞いてくる。
今日は冥土の説明からはじまった「ぶんちゃん」のお話。

おじさんたちは気分がのったのか のびのびと演じて
秋の静かな公園に晴れやかに声がひびいていた。

神さまみたいなHjさん。
e0035629_15283779.jpg

by musubi-pro | 2008-10-25 21:23 | むすび日記

Fkさん退院

長い長い入院をしているFkさんのことを話していたら
ふらり とご本人がエッグスに入ってきた。
「退院おめでとう~」 思わず拍手が起こる。

噂をしていると本人が登場する という場面はむすびではよく見られる。

今日はむすびから一線を退いて自宅にこもっているおじさんも
病院の診察に出たついでに立ち寄ってくれて
ちょっと居心地悪そうに椅子に腰をおろしていた。

仲間とは基本的に他人である以上 踏み込めない領域もあり
おじさんたちは触りすぎない距離感をもっている。
だからこそ 本人の意思で事務所をのぞいてくれると
みんなはとっても喜ぶのだ。


新作紙芝居の話の土台ができて(再び拍手が起こった)
みんなの意見も聞きつつ ストーリーを充実させようとするも
「まあ リーダーが思ったところを修正してくれたら…」
とエラい突き放した感じのメンバーたち。

何か歯にはさまっている感じもするのだけど。

「良い」作品にするために ガンガン意見を闘わす場面を想像していたら
当の本人たちは 話をそらそうとするばかりだ。
ひょっとしたらこのへんにむすびのおもしろさがあるのかもしれないし
むすびのダメなところがあるのかもしれないし

何となく不可触。

今回はカッパのお話です。
愛される紙芝居になるように もうちょっと練りながら
完成に向かう予定です。
by musubi-pro | 2008-10-21 19:45 | むすび日記

きりきりまい

新作紙芝居をつくっている。

11月に保育園で発表したいので急ピッチ。

ストーリーを考えるAdさん。
絵担当のFkさんの長い入院で やむを得ず白い画用紙に向かっているTzさん。
上記のふたりの気を悪くしないように デリケートなダメだしをするNiさんと私。

ストーリーはなんとかできつつあるけど
なんだか しっくりしない。
「お客さんの期待を背負っておりますさかい…」
あぁ 肩に力が入りすぎている。
いつものとんでもないおじさんたちの発想を話に 絵に 込めてほしい。

メンバーの減少や 仕事の増加で
お疲れ気味なおじさんたちなので
これから色塗りなどお手伝い下さる方 募集中です。 
by musubi-pro | 2008-10-17 20:30 | むすび日記

お誕生日

今日はTbさんの誕生日だった。
75歳 まだまだ元気。

Tbさんはこの1年 少し体調が変化したりして
救護施設に引っ越ししたので
食事 入浴などの時間もあり
むすびにも前ほどは来られなくなっている。

しかし Tbさんなりに生活の変化を受け入れて
むすびともうまく関係を続けてくれている。

今日も天気がよかったので Tbさんはふらりと施設を出たまま
行方知らずになっていた。
施設の方と連絡を取り合って探しても見つからない。
仕方なく主役抜きの誕生会を始めていたところに Tbさんがふらりと入ってきた。

誰もTbさんを責めるでもなく 怒るでもなく
「よかった よかった」と
自らむすびに足を運んでやってきてくれたことに
感謝するような気持で。

「今日はTbさんの誕生会をやっているんですよ」
「あ そう?いいですよ」

ひょうひょうとした主役を囲んで ごはんを一緒に食べて
ハッピーバースデーを歌って
Tbさんの趣味の華道のお手前を見せてもらって

安堵感でホっとした一同は夕方 全員でTbさんを施設に見送りに行った。
Tbさんが こう言っていたらしい。
「わたしは みなさんに愛されて かわいがられて 幸せです」
e0035629_1128578.jpg

by musubi-pro | 2008-10-10 19:10 | むすび日記

秋のむすび

怒涛の9月-6公演を終えて
10月は後半まで紙芝居がない。

おじさんたちは病院に行って身体をメンテナンスしたり
紙芝居の新作にとりかかったりして
それなりに充実した日々を送っている。

今日はむすび新聞の発送作業で
居合わせたお馴染みさんたちと 冗談言い合いながら
セッセと手も動かす。

ある人がお土産にくださった「島らっきょう」をおかずに
ご飯を炊いて 昼ごはん。
「みんなで食べると うまいなぁ~」
白いごはんと島らっきょうが 輝くごちそうになった。

午後からボランティア協会の講座の受講生の方が
インタビューに来られて
リーダーが応えて 仲間はむすび新聞を折りながら 横やりを入れる。

50歳代の男性が「仕事ないか」と入ってくる。
60歳代の男性が「いいことないか」と入ってくる。
何もしてあげられなくてもどかしい。
おじさんたちが一番知っているであろう もどかしさ。
by musubi-pro | 2008-10-07 22:36 | むすび日記


西成・釜ヶ崎で紙芝居をするおじさんたちの表現活動