紙芝居劇むすび



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忙しかった週末

21日 土曜日

滋賀県の野洲市に出張公演。
おじさんたちは移動中 寝るでもなく 一生懸命窓の外を眺めている。
緊張と興奮が少しずつ高まっていくのが ここちよい時間。

今日は人権のイベントで 商業施設での公演だった。
以前に堺市のスーパーでも行って経験しているように
スーパーにはいろんな音があふれている。

こどもたちを集めようと お面をつけて 拍子木鳴らしながら
ちんどんに回る。「紙芝居始まるよ~」
大人もこどもも 突然現れたファンタジックなおじいちゃんグループに
興味津津。

とくに紙芝居の中の「オニのパンツ」の歌があたりに響き渡った瞬間
あちこちから人が「なんだなんだ?」と顔をのぞかせた。
おじさんたちの声 動き 本人たちは気がついていないような
おもしろさがある。

こうして遠征公演を無事に終えた。
人々とのふれあいがまたエネルギーになった。
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22日 日曜日

昨日の疲れもださずに 朝から集まっているおじさんたち。
午後から近所の救護施設「平和寮」での公演なのに
「何の演目をやったらええんかな?」と ボーっとしている。

おじさんたちプロなんだったら ちゃんと決めて練習しとかないと…
文句を言ってるヒマもなく 新しい演目に手をつける余裕もなく
昨日やった「ぶんちゃんの冥土めぐり」をすることに。

今日は5,6年ぶりに舞台に立つSiさんが助っ人参加。
体調が悪いのでずっと一線を退いていたSiさんだけど
少し調子が良いのか「近所で公演やるときは手伝うわぁ」と言ってくれた。

もうダメか と思ったおじさんが また立ちあがって光を浴びる。
むすびでは 人間の限界を超える姿が見れる。
不死鳥のように なんども返り咲け おじさんたち。

そんなこんなで 心配をよそに やっぱり本番に強かったむすびの
慌ただしい終末が終わった。
by musubi-pro | 2009-02-22 19:53 | むすび日記

おじさんたち 大丈夫~?

今週末は滋賀への出張公演と 地元平和寮での公演があるので
なんとか気合いを入れて集まったおじさんたち。

滋賀では「ぶんちゃんの冥土めぐり」を披露する予定なのに
「ぶんちゃん…は、ぶんぶく茶釜やな?」と違う台本を手にしている。

挿入歌の「オニのパンツ」 もう何十回と歌っているのに
みんないまだに歌詞カードを見つめている。
「もうおぼえてるんちゃうん。」
ためしに紙を見ずに歌ってみたら
「あっ 歌える!」 おじさんたち 自分でもビックリ!

自分たちがボケている前提でものごとをやってしまっているおじさんたち。
意識はこわいもので だんだん本当になっていくから
気をつけないと。

もう 間違えても笑わんとこかな。
by musubi-pro | 2009-02-17 18:04 | むすび日記

仕事始め デビュー はじめてだらけ

遅ればせながら 今年初めての紙芝居公演。

国立民族博物館で行われている とある研究会にて
紙芝居を見ていただくはこびとなった。
外国の方の顔も混じって はじめてのインド人のお客さんも!

07年にロンドンで行ったように 英語の字幕入りパワーポイントを
引っぱり出してきた。

今年の1月にむすびに入って 今回初舞台のKtさん。
「ほとんど練習もしていないのに 人にお見せしていいのでしょうか…」と
恐縮しながらも 初めてとは思えない のびのびとした演技を見せてくれた。
Ktさん じつは「釜ヶ崎ダンス」も夜なべして覚えてきたそうなのに
他の先輩さんたちが 忘れて歌えない踊れないことになってしまって(/_;)

不思議なめぐりあわせで 向かい合ったおじさんたちと研究者のみなさん。
でも なんともやさしい温かい雰囲気が最初から流れて
Ktさんのデビューも Fkさんの退院後初仕事も むすびの仕事始めも
なんとか無事に うれしく終わった。

「今日のお客さんには理解があった」 と帰り道つぶやいたNiさん。
「理解がある」ということは どういうことなんだろう。


おじさんたちモノレールは はじめてだったらしく
「ほーほー」 と あちこち眺めていた。
万博公園には 万博当時に来た人も 仕事をしに来た人もいたようだったが
1970年以来再び訪れたのも 今日がはじめてだったようで
その広さに圧倒されて 太陽の塔に目を細めていた。
by musubi-pro | 2009-02-11 21:24 | むすび日記

メリハリが大事なので

むすびの詰所 エッグスは年が変わってもマンネリ気味だった。

「あーあ しんど」 「今日は練習せえへんのか?」
小さくアクビをしながら窓の外を眺める毎日。

むすびは誰もが集える場所。でもあてもなく毎日毎日人を待ち続け
来た人の相手をし 紙芝居の練習はしたいけどみんながその気にならないし。
「オレもさすがにしんどいよ。」
とついに おじさんたちが口火を切った。

それならば と話し合った結果決まったこと。

* 火曜と木曜は 午前と午後に紙芝居の稽古をするので必ず集まること。
* 月・水・金は自由な日。基本的にむすびはリーダーが開けてくれてるけど
  必ずしも朝から夕方までいる必要はない。
* 土・日は事前に来客の連絡がない限り、基本的に閉める。

むすびという場所が①紙芝居グループ という側面と
②老若男女の集う場所 という2つの側面があったので
おじさんたちは その両面に縛られてしまい 身動きとれずにいたようだ。

よってマネージャーも練習をする火と木に行くことにする。
おじさんたちが紙芝居に集中できるきっかけとなるか。

お客さん大好きのおじさんたちなので
曜日にかかわらず 土日でもご連絡いただければ開けています。
遊びに来る方はなるべくお電話くださいね。
by musubi-pro | 2009-02-07 19:08 | むすび日記


西成・釜ヶ崎で紙芝居をするおじさんたちの表現活動