紙芝居劇むすび



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早すぎた花見

今年は桜の開花が早い という初期の情報をもとに
花見を設定していたので
今日の花見はなんとも寒く そして桜のない散歩となった。

そのかわり 大阪市大阿倍野プラザの関係者のみなさんとの
合同のはこびとなったので 20数名という大所帯でにぎやか!
しかもフィールドワーク+花見の2本立て。

お弁当に きのう誕生日を迎えたKtさんが 本職だったロールパンサンドを
朝早くから準備してくれた。
次々と仲間が加わり 一気に作り上げる。色どりがとってもきれい。
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フィールドワークは 大阪の昔の長屋ウォッチングをメインに
南田辺~北田辺あたりを歩く。大学の専門家の解説付きで
街を丁寧に見て歩くといろいろ発見もある。
原爆の模擬投下が行われたというポイントの碑もあって びっくりした。
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2時間もかけて歩いていたら おじさんたちはフラフラに…
足が悪くて「今日はどうしようかな」なんて言っていたおじさんも
会話楽しさに 歩き通すことができた。

「自分がこんなに歩けるとは思わなんだ」 と自分でもビックリ。

桜は二部咲き。風が冷たいので長屋を借りたという阿倍野プラザの
室内で昼食をとることにした。
でも桃ヶ池公園は桃の花がきれいに咲いていて
菜の花やタンポポや 春の風情は楽しめた。
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すっかり足がガクガクになり お腹もみたされた一行は
エッグスに戻って誕生会の続きをすることにした。
電車で新今宮まで戻ってくると
おじさんたちはホーっとため息をもらす。
誕生日の主役のKtさんとHjさんは みんなからメッセージを書いてもらい
ケーキのろうそくを吹き消すと ささやかながら
また年を重ねた実感もわいたようだ。
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by musubi-pro | 2009-03-28 20:07 | むすび日記

にぎやかに

退院してきたひと 復活したひと 新しく入ったひと
今日のエッグスはここ最近ないほど おじさんたちでにぎわっていた。

木曜日は稽古の日。 久しぶりの桃太郎をやってみる。
久しぶりだったり 初めてだったりするので
自分の台詞が よくわからない。

「おい 次ナレーターやで」 「ナレーター!」
「『おばあさんは…』 からや」

誰かが読み遅れると あちこちから声が飛ぶ。

「舌がもつれてもうた」
「舌まわらんのか。ふぉっふぉっふぉ!」
「○○さんに笑われたら なんか腹たつな」

しかし 人のことを笑っていると 自分の舌ももつれたりする。

人数が増えると 歌をうたうときも恥ずかしさが薄れるし
一人に一つの役がつくことで 役作りにも集中できる。
人数不足が慢性化して ひとり2役も3役もやっていた古株のおじさんたちは
瞬間的に訪れたむすびの「変化」に また新鮮味を感じたようだ。

「ワシのセリフが減ったやないか」と 残念に思う反面
「やっぱり人数多いと楽しい」ことを実感した。

和気あいあいと 学生のクラブ活動のように過ぎた一日。
by musubi-pro | 2009-03-19 20:37 | むすび日記

出入り激しく

あるメンバーが数日姿を見せないので
みんなで「部屋でたおれてないか?」とか「入院したんとちゃうか?」と
気が気ではなくなり 彼が入院実績のある病院に
片っぱしから電話してみる。

最後の最後に電話した病院でようやく発見!

もしも彼がどこかでひとり倒れたままになってでもいたら
仲間として 耐えられないほど悔いになるだろう。
なので無事を確認してホーっと胸をなでおろした。

お見舞いに行く。
急に苦しくなって救急車で運ばれたというメンバーは
今は落ち着いて 仲間を見た瞬間 パっと笑顔になった。
「みんなの顔見たら やっと安心したわ。」

「連絡ないから心配したんやで」
「とにかく無事でよかった。紙芝居のことは心配しなくていいですからね」
「また元気になったら頑張るからな」

欧米人だったらハグハグしてしまうような感動的な場面。
こんなとき むすびは家族なんだなぁ と思う。


入れ違いに 長期入院していたHjさんが退院してきた。
昨年夏のデビュー後 一躍スターになった人気者のHjさん。
「今週末の紙芝居出てくれるかな?」と期待がふくらむものの
まだ体調が戻るまで「無理させたらあかん」と
みんなで気長に待つことにした。

おじさんたちは復活する。
そこに戻ってくる場所がある限り。
by musubi-pro | 2009-03-05 18:02 | むすび日記

釜ヶ崎に花が香る

フラワーアレンジメントのワークショップの日。
題して「おじさんたちでも ひなまつり」。

花には無縁のようなおじさんたちや男性もしくは女性でも
花を目の前にすると なんとなくうれしそう。

講師の塩川先生に教えていただきながら
ハサミで恐る恐る 花を切って盛りつけていく。
今回は丈の短い オアシスを使ったアレンジだったので
かなり大胆に切り込んでいく。 「こんなに切っちゃっていいんですかぁ?」
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「○○さんのおもしろいね」とか 「さすが先生に直していただくとまとまるわぁ」
とか 褒めあい 感心しあい おじさんたちがけっこう素敵に花を生けている。
花を前にして みんないい表情!
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写真でみると一緒のように見えるけど ひとつひとつがとても個性的で
ほんとに各自「みんなの素敵だなぁ。 でも自分のが一番いいなぁ」と
思ったのでは?自分の作品が 自分のこどものようにいとおしい。

作品が並んだ頃には あたりには花の香りが漂って 素敵な雰囲気。
こころなしかやさしい気持ちになったような。
先生が抹茶をたててくださって ティータイムにする。
いちごをカンパしてくださった支援者の方がいて 春爛漫!
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今日はHkさんが生まれて3か月の赤ちゃんを連れてきてくださったので
むすびのおじいちゃんたちは大喜び。
赤ちゃんを前に 心からやさしい「ひいじいちゃん」になっていたおじさんたち。
今日はすっかり毒も抜けて 日頃の疲れや苛立ちも吹っ飛んだのでは。
ときどきは 必ずやりたいワークショップでした。

先生や来てくれたみなさん ありがとうございました。
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by musubi-pro | 2009-03-02 10:58 | むすび日記


西成・釜ヶ崎で紙芝居をするおじさんたちの表現活動