紙芝居劇むすび



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元気に年越し☆

今年の紙芝居公演が20日に終わってからは(4月から数えてもなんと30公演を行いました)
普通のおじいちゃんモードに入って クリスマス会 大掃除と
みんなで年末のせわしさを分かち合ったむすびの仲間たち。

クリスマス会では 今年ワークショップの講師としておつきあいいただいた
幸田さんが遊びにきてくださって 牛乳パックカスタネットを伝授。
音楽が苦手で 紙芝居の中でも歌となるとシュンとしているおじさんたちも
手作り楽器を鳴らしながらだと 心も弾む♪

今日はむすびに集まるのは今年最後だったので
大掃除をする。
いつもは仲間に指示をあおぐ新人さんも
「オレ エアコンやるわ」 「それ 洗ってきます」 と自然と動き
お手伝いに若いサポーターの仲間たちがひとり またひとりとやってきて
おじさんたちが捨てられない不要物を潔くゴミ袋に放り込み
エッグスはすっきりとしていく。

そして恒例の年越し蕎麦を若者チームがつくって みんなでいただく。
そばを食べながらだと「今年も終わりだねぇ」などと年末風情があふれる。
今年は婦木さんというメンバーを亡くしたが
婦木さんの土台の上に 新人さんが根を下ろし 心はつながっている。

今年テレビに特集された時のディレクターさんからも電話がかかってきた。
紙芝居デビューをあたたかく見守ってもらった90歳のSnさん 
うれしくって「まいど!おおきに! へぇ 元気です!」と
普段みんなに置いて行かれがちで へこんでいたらしいのだけど
ご機嫌復活! 点滴にも勝る 特効薬のごとく 元気を取り戻したのであった。

この数日 年末のあいさつに来てくださる人あり お菓子を差し入れてくださる人あり
何人かを近所のos劇場に招待してくれた人あり
たくさんの孝行息子や娘をもったおじさんたちは
瞳をきらきらさせて 一人の部屋に帰って行った。

どなたさまも あたたかく新年を迎えられますように。
by musubi-pro | 2009-12-29 23:49 | むすび日記

仕事納め

紙芝居ライブ第2弾。

ひきたまさんの力強い歌声や
ほんとうにおもしろい古橋理絵さんや本町靭さんの紙芝居やトークに
横の控えの間で笑い転げつつも

去年と同じく 「あんなに盛り上がった後で 俺らどうしよう…」と
だんだん口数が減り 緊張が高まるむすびの一同。

今年もトリに据えていただいて むすびの紙芝居がラストを飾る。
今年みんなでつくった「ねこちゃんの人生すごろく」に
ひきたまさんが即興で 音楽をつけていく。

おじさんたちが渾身の声で語る横で ひきたまさんが包み込むように
寄り添うように音を鳴らして
キラキラと 場面場面が生命を得ていくように生まれ変わっていく。

90歳のSnさんも 今日は風邪がしんどくて休もうかと思っていたのに
みんなの気合いを感じてか 出演を決めた。
紙芝居の途中もマイクを通じて ゲホゲホ咳き込む音がして
仲間は気が気ではなかったが
見事な「おはら節」のソロをやり遂げた。

そのSnさんの思いつきでエンディングを飾った曲の「隣組」

 とんとんとんからりんと隣組 格子を開ければ顔なじみ
 まわしてちょうだい回覧板 知らせられたり 知らせたり

 とんとんとんからりんと隣組 あれこれ面倒 味噌 醤油
 ごはんの炊き方垣根越し 教えられたり 教えたり ♪

隣組といえば戦争のために用いられた政策でもあるけど
その時代に生きて 助け合った人々のほのぼのとした連帯感も
おじさんたちの 歌声から感じられるのだった。

会場には見慣れた顔の方 今年出会った方 はじめての方もいらっしゃったが
他の出演者の方々の心遣いもあり 近所の公民館に来たような
親近感が漂っていたようだ。

音太小屋という個性的な場所に 個性豊かな紙芝居が競演され
なつかしくて 粋な ひきたまさんの音楽が流れた。

今年のむすびの紙芝居公演はこれでおしまい。
おじさんたち ほんとうにおつかれさまでした。

そして支えてくださったみなさんに 大きな感謝の気持ちをおくります。  
by musubi-pro | 2009-12-20 23:18 | むすび日記

かわいい失敗

19日 和泉市にある知的障害者の方が入居される施設のクリスマス会に呼ばれた。

若い方が多い 会場の熱気にもおじさんたちはマイペースに貫く。
途中 台本のどこを読んでいるのかわからなくなってしまったNiさん。
「・・・・・」 沈黙が続く中 真ん前に座っていた女性が「もーもたろさん ももたろさん♪」
と口ずさみはじめた。

何を思ったかNiさんも「おーこしーにつけた キビだんご~♪」と小さな声で
つられて歌いだした。

「ちょっと…」 「おい ちがうで 4ページ 4ページ!」と悲痛な顔の仲間。
80歳前後のメンバーが増えて フォローする仲間自信も危うかったりするなか
最後はきっちりと「めでたし めでたし」と声をそろえたのでした。

誠心誠意ステージで自分の役を演じるおじさんたちの気合いと
素のおじいちゃんになっちゃう瞬間のギャップが
なんともおもしろく かわいらしいひとコマでした。
by musubi-pro | 2009-12-19 20:03 | むすび日記

紙芝居ライブ

今年最後のイベント 紙芝居ライブ。
これはお呼ばれ公演でなく 数少ないむすびの自主公演のひとつ。

魅力的なシンガーソングライターのひきたまさん
伝統的な紙芝居師の流れをくむ古橋理絵さん
会場を笑いの渦に巻き込むマンガーソングライター本町靭さん

この皆さんとの共同ステージで 昨年好評をはくしたので
今年も第2弾を開催するはこびとなったのだ。
むすびとしても いっぱい学べるステージで 今から楽しみにしている。

10日にひきたまさんとリハーサルをした。

「おじさんたちに いっぱい歌ってもらおう」 とひきたまさん。
なつかしい「黒猫のタンゴ」 この夏 ワークショップでつくった「クロちゃんのテーマ」
おじさんたちおとくいの炭坑節
そしてエンディングをかざる お楽しみの一曲。

ひきたまさんの演奏が入ると むすびの紙芝居はより生き生きとして
おじさんたちの歌にも力がはいる。
いつもの紙芝居に音楽が加わり 特別な演出が入る。
おじさんたちは忘れないように台本に必死に書きこんでいる。

会場の皆さんも一緒に歌って 笑って
今年の思い出をひとつ増やしませんか?

12月20日(日) 12:00~14:00ごろ @音太小屋(JR天満 地下鉄 天六)

¥2000(おむすび 1ドリンクつき)
by musubi-pro | 2009-12-16 21:20 | むすび日記

冬を乗り切ろう

2週間のうちに3回紙芝居公演をして
年内にあと2回の公演を残している。
寒さもあいまって おじさんたち大丈夫~?といいたくなる季節である。

今まで元気印だったリーダーAdさんも腰痛を訴えて休んだり
急に足が動かない 咳がひどくて病院に運ばれた など
この時期のむすびは本当にハラハラドキドキの毎日だ。

最近の公演は当日まで誰が出演できるのかわからないけど
54歳の新人さんが入ってきたり(この人も心臓が悪いので無理ができないけど)
元気な人が 休んだ人の代役をやったり
臨機応変にできているのが救い。

今日も公演から帰ってくると その足で「おやすみ~」と部屋に戻る長老。
元気の秘訣は 休むときに休み やるときにやることだ。

数週間前 歩けなくて車椅子に乗るしかなかったNiさんも
「しんどかったんだけど 忙しくしてるうちに治ってた」とまた元気に。
よく食べて 休んで 一日でも紙芝居を続けたい。

おじさんたちの健康への気配りからは そういった意思が感じられる。

病気や体調不良で部屋にいる仲間も
むすびの様子をいつも気にかけ 早く元気になって戻りたい
と療養に努め
このおじさんたちのがんばりには いつも励まされる。 
by musubi-pro | 2009-12-14 17:50 | むすび日記


西成・釜ヶ崎で紙芝居をするおじさんたちの表現活動