紙芝居劇むすび



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冬も元気なおじさんたち

埼玉公演も無事に終わり
「今月はもう何もないな?」と念を押すおじさんたち。
2月の3つ公演を控えて しばしお休みモード。

とはいえ 稽古もしないといけないし
むすび新聞の記事を書いたり
まだ手を入れる余地のある台本も直したい。

図書館で借りてきたCDをガンガン流している人もいれば
デパートの駅弁大会の話題で盛り上がる人
お菓子を買ってきて みんなに配る人
えんぴつはどこだ とか 昨日のテレビ見たか とか
焼うどんと皿うどんの違いがわからない人だとか
もう 大騒ぎ。

お客さんが何人か出入りして しゃべりつつ

「ねこちゃん」の台本をみんなで読みながら手を加えて
今日は珍しくみんなで食堂にお昼ご飯を食べに行ったりもした。

寒さで大丈夫かと思わせつつ
まるで中学生の合宿さながら 奔放でにぎやかなむすびであった。
これも公演がコンスタントに続くのや
いろんな人が出入りして新鮮な風を入れてくれるおかげ。

ありがたや。
by musubi-pro | 2010-01-26 22:08 | むすび日記

埼玉遠征記

1月16日

埼玉県の浦和大学で行われた「福祉文化フェスティバル」に参加するため
おじさん5人と付き添い2人で西成を出発した。

出発後 10分ぐらいで事件勃発!
メンバーのひとりがいないのだ。「さっきまで後ろを歩いていたのに~」
時間は迫ってきて みんなで遅れるわけにはいかず 地下鉄に乗り込む。
一同青ざめて「きっとひとりで新大阪まで行っているよ」などと気休めを言っていると
「むすび事務所」からマネージャーの携帯に着信が…

「トイレから帰ってきたら 誰もおらんのだもん。
JRに行ってみたけど わからんし… 仕方なく事務所に引き返した」と。

結局スタッフがひとり新大阪で遅れた人を待って 新幹線の券を取り直し
他のメンバーは先に行く という 2段階で行動することにして事なきを得た。

大昔に乗った とか 初めて乗った とかいう新幹線で
おじさんたちは眠りもせずに一心に窓の外をながめていた。「しかし 速いのう…」
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東京駅で学生さんや東京在住のスタッフと落ち合い
浦和まで1時間弱。遠い道のりだったが みんな元気に到着した。
ダンスチーム ソケリッサさんのステージは見逃してしまったが
ゆっくり準備して 無事に紙芝居を演じ 学生さんからのインタビューを受けて
公演終了。「つながりがうれしい」というNiさんのコメント。
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ソケリッサの皆さんが 爽やかにおじさんたちに話かけてくださって
はじめてお会いするのに 知り合いだったような安心感をおぼえる。
ソケリッサのおじさんたちも むすびに負けず劣らず個性派ぞろい。でもあたたかみがある人たち。
2月の東京公演の主催者の方も来てくださっていて
関東にもつながっていく うれしさを感じる一同であった。

ホテルに着くと 隣の中華料理店で食事をして おじさんたちは早々と眠りに着く。

1月17日

帰るだけの日だったのだが おじさんたちに東京を見せてあげたい。
来月一緒に来れないメンバーもいるから… と
以前むすびをテレビで取材してくださって仲良くなった方に
浅草を案内していただくことにした。

雷門 仲見世 浅草寺 「いつもテレビで見るばっかりだったところに来れるとは」
おじさんたちはうれしそうだ。
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さらに界隈を散策して おじさんたちは疲れも 体調も忘れて 江戸風情を楽しんでいた。
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せっかくだから もんじゃ焼を食べよう と店に入る。
女将さんが「お父さん その手つきは昔遊んだだろう」「お父さん そんな年になって大阪から東京に連れてきてもらって 幸せだと思わなきゃいけないよ」と おじさんたちの目を白黒させ 
はじめてのもんじゃに 要領を得なかったが 楽しんで食べた一同。
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来れなかった仲間にお土産を買ったり 焼きたてのおせんべいを買ってもらったりして 楽しい一日を過ごした。

帰りの新幹線は さすがに何人か眠りに落ちていたけれど
窓の外を眺めていたSiさんが「長生きはするもんじゃ」とつぶやいた。
心配されていた 初の関東遠征 なんとか無事に行って来れた。

お世話になったみなさん どうもありがとうございました。
by musubi-pro | 2010-01-17 22:22 | むすび日記

誕生会

1,2月の人の誕生会をひらいた。
Adさんが82歳に Niさんが79歳に そして久々登場のSmさんが75歳に
それぞれ年齢を重ねた。

50代の新人さんは体調を崩して入院してしまったし
今まで元気だった人が不調を訴えたり
逆に今まで寝込んでいた人が 返り咲いたり
超高齢期を迎えたむすびは 毎日状況が変わる。

むすびのムードメーカーとして 中心を担っていたSmさんも
心臓を患い 昨年は手術をしたりして3年近くも距離を開けていたのに
今日は朝からやってきて 自慢の「だんご汁」をつくってくれるという。
みんなにまんべんなく声をかけながら 時折とぼけて笑わせながら
鍋いっぱいのだんご汁が完成。
「おかわりは?」と みんなによそってくれる雰囲気も あたたかみがある。
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そして余興に 先日教えていただいた牛乳パックの「手づくりカスタネット」登場。手拍子がわりにカチカチ鳴らせば 自然と歌が出てくる。自然とみんなが呼吸を合わせる。おじさんたちの必殺技として 今後披露していけそうだ。自分で絵を描いてつくったカスタネットをカチカチしているおじさんたち なんだかとても幸せそう。
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一緒にごはんを食べ 遊び しゃべって 今日は愛情たっぷり詰まった「松波」さんのケーキでお茶をして 体調悪くてしんどかった人 仲間との距離感に苦しんだ人 いろいろあったが みんなが集まってささやかに遊んだ休日。悪いわけがない。
by musubi-pro | 2010-01-11 19:46 | むすび日記

あけましておめでとうございます

みなさま本年もよろしくお付き合いくださいませ。

さて むすびの新年は住吉大社参拝ではじまる。
今年もみんなそろってチン電にゆられる。
東京から正月を過ごしに西成入りしたTnさんも一緒に。

とくに屋台に誘惑されることもなく 淡々と本殿に向かう。
みんなが祈ったのは きっと仲間と自分の健康のことだろうか。
90歳のSnさんに何を願ったのか聞くと
「べっぴんさんができますように… というのは冗談やで」
と 本当のところは教えてくれなかった。

おみくじを引く。
みんなでワイワイいいながら見せ合いこするのも
毎年ながら楽しい。
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途中Niさんが迷子未遂をやったり 一番元気と思われたKtさんが
スタントマンばりの回転で 橋(太鼓橋ではなかったそうだ)からころがり落ちたりと
正月早々 おじさんたちはドキっとさせてくれたのである。

帰ってからお雑煮をつくっていただく。
すでに近所の食堂でも食べた人はいるのだが
みんなで食べること 手づくりのものを食べることはまた違った良さがある。
お椀の中を しみじみ見つめながら 仲間のあたたかみを感じた。

そして書き初め。「春一番」「早春」「桜の日」と さすが先取りのおじさんたちらしい書や
「笑顔」「元気」「寿」といった明るい書 そして「忍の一文字」というのもあって
むすびは今年も元気にいろいろな出会いをして 歩みを進めていきたいと
気持ちを新たにした。
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by musubi-pro | 2010-01-04 18:15 | むすび日記


西成・釜ヶ崎で紙芝居をするおじさんたちの表現活動