紙芝居劇むすび



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うれしい公演

保育園公演はおじさんたちは大好きである。
今日は近所のわかくさ保育園。

0歳児からもうすぐ小学生 というこどもたちが
つぶらな瞳で一生懸命紙芝居を見ている姿は とってもうれしい。

保育園の先生が手作りボードでむすびクイズを出してくれたり
(なぜか「むすびさんは何のぐるーぷでしょう?」という問題で
かなり多くのこどもが「A ごはんをつくる人」と答えていたのがおかしかった。
正解は「B 紙芝居をする人」)

春の生き物たちが一緒に縄跳びをする場面。「いーち にーい さーん しー」
台本では4までしか数えないのだけど こどもたち「ごー …」と
気持ちは一緒に縄跳びを跳んでくれている。

スター Hjさんがセリフを言うたびに 一瞬小さな沈黙があり「おぉ~」
と歓喜の声が聞こえる。何と言っていいかわからないけど
そこはおじさんたちとこどもたちの世界がつくりだされている。

紙芝居の後は それぞれの教室に入って こどもたちと給食を食べた。
どの教室をのぞいてもにこにこ笑顔のおじさんたち。
Hjさんは1歳の子の隣で「●●くん おいしい?」と大きな声で話しかけたり
小さなスプーンで食べさせてあげたり おじいちゃん気分を満喫したのだった。

帰り道「やっぱ こどもはいいよぉ!」とMmさんの声が道に響いていた。
by musubi-pro | 2011-02-24 13:16 | むすび日記

たこ焼きパーティー

2月の誕生日はSmさんと私。

たこ焼きパーティーをした。八尾えだまめさんから箱が届き
たこ焼きの材料が100人分ぐらい入っていた。びっくり。
むすびにはたくさん足長おじさんならぬ 見守り人がいて
ほんとうにありがたいことだ。

姉ちゃんが泉州でたこ焼き屋をやっている というSmさんが
絶妙な水加減でタネをつくり まわりに居る人たちが具材をそろえる。
「おれ たこやきなんてつくったことないよ~」
ほとんどが非関西人なので ほとんどの人が初体験。

はじめは半信半疑で見守っていたおじさんたちも
くるくるとたこ焼きが焼けて来るのを見たら
「おおっ うまそうに焼けてんなぁ」と目がキラキラ。
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料理中は逃げる という評判をもつNiさんも
以外に几帳面な手つきできれいなたこ焼きを完成させて
最近板についてきたぶりっこポーズ。「いかがですかぁ♡」
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91歳のSnさんも驚くべき集中力と忍耐力で3セットも無言で焼いた。
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みんな20~30個ちかく食べたのではないだろうか。
おなかいっぱいの上に デザートのぜんざいまで食べて誕生日というより
大食い大会みたいなたこ焼き大会となった。
みんなで食べると ほんとうにおいしい。

75歳になったSmさんも「みんな ありがとうな」と
いい笑顔を見せて帰って行った。
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by musubi-pro | 2011-02-19 19:00 | むすび日記

帽子をつくって かぶる

今日は津田塾大学の坂上香さんのコーディネートする
「協同的表現における対話・身体・場をめぐって」のシンポジウムでアメリカから来日された
シンシア・ラパスさんの帽子作りワークショップを受けることになった。

修復的アートコンサルタント のシンシアさん。
おじさんたちは何度か頭をひねったが 何をしている人なのかわからない。
シンシアさんもおじさんたちにかかれば 酢昆布を食べさせられたり
寒いのにアイスクリームを食べさせられたり
「なんでこんなところに来たの」と聞かれたり。

シンシアさんが「私は人間が好きで どんな人にでも興味があります。
だから皆さんに会いに来ました」と答えると 
へえー という感じで おじさんたちの腑に落ちた。

既成の帽子にスパンコールや色のついた鳥の羽やぼんぼんを飾っていく。
おじさんたち 案外迷わずにさっさと飾り付けをして
「はい おわり!」とかぶって見せてくれる。

原型の時点でもみんなを萌えさせたHjさんの帽子は
デコレーションされて さらにカワイイ!
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みんな「なんか脱ぎたくないな」と
タバコを吸うときも 部屋に戻る時もかぶったままで帰る人もいたぐらい。
おじさんたちは「今日は遠くから人が来て 楽しかったな」
「なんかわからんけど こういうことも必要なんだろうな」という感想をもらしていた。
しっかり者の長老は「明日デイサービスに行ったら みんなに見せて来る」
「来週のわかくさ保育園の紙芝居にかぶっていきたい」と語っていた。
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by musubi-pro | 2011-02-17 20:17 | むすび日記

地元で

今月は4本の紙芝居公演がすべて西成区内。

おじさんたちにとっては「わが街」。
あちこちから西成にたどり着いたおじさんたちが
「終の棲家」でする活動はなんとなく違った思いを感じる。

西成区内でも初めてのところもあり
1日のグループホームさんや
9日の西成市民交流センターさんは今回初めて声をかけていただいた。
おじさんたちの語りも お客さんに というよりも
ご近所さんに語りかけるような 親密さがあって
会場がほんのりとした温かさに包まれる。

「紙芝居やっててね。しんどいとか しんどくないとか そういうもんでもなくて
何かしら力をもらえる と思って 僕はやってます」
とNiさんから素敵な言葉も飛び出した。

13日は毎年恒例で参加させていただいている今池平和寮の「早春の会」。
お馴染さんならではの 紹介があり ツッコミがあり 楽しい。
見ているおっちゃんたちも「よぉやってるなぁ」とやさしいまなざしになっていたりして
人生の先輩としての背中を見せているかのような公演。 

来週はわかくさ保育園。
長老が「5分だけわしにくれんか?遊び歌のゲームをしたいんじゃ」
長老は自らオニになっておどけて こどもたちを笑わせたいらしく
今からあれこれと思案を重ねているらしい。

いろんな人の喜ぶ顔を見るのが楽しみになってきたおじさんたちの
紙芝居は 押しつけず 気負わず ここがすごいところだと思われる。
by musubi-pro | 2011-02-16 12:29 | むすび日記

節分

むすびではわりと季節の行事には敏感である。

都市の中暮らすおじさんたちがぼけないように 季節感を味わうためと
ヒマなので 何かして遊びたいからである。

今日は節分。
巻きずしを食べる(さすがに1本丸かじりはきついので 半分にして)と
おじさんたち「わしらの小さい頃 こんな風習はなかったんちゃうかな」
いつの間にか定着した風習ってけっこうあるのだろう。

それでもNiさんは小さく手を合わせて「今年も食べられました。ありがとう」と
つぶやいていた。かわいい。

豆をまく。
調子の悪いSnさんに「病気をおっぱらうために」豆をぶつける。
Snさんもいたずらっ子の目になって みんなに豆を投げ返す。
気がつけば笑顔。早く元気になってほしい。

そのSnさん「福は~内 鬼も~内!」と言いながら豆をまいている。
聞けば「わしの田舎じゃあこう言っとったんじゃ。 
ひとりぐらいは鬼もおらんと ということなんやろう」

へ~ さすが長老。
by musubi-pro | 2011-02-03 21:50 | むすび日記

NHKで再放送!!

明日2月3日に14:05~「お元気ですか日本列島」にて
先日関西で放映されたむすびの紹介VTRが放映されます。

見逃された方 関西以外の地域にお住まいの方 ぜひご覧ください。
by musubi-pro | 2011-02-02 11:56 | お知らせ

めげずに

西成に最近できたグループホームから声がかかった。
初めての場所。Mmさんが下見に行って場所を確認していてくれた。
「なんとか歩ける距離だから 今日はゆっくりゆっくり 歩いていってみよう」

Snさんは静養中だし Smさんは実の妹さんが亡くなったとかで
今日のメンバーは4人。
冷静に休んでいる人の役をふりわけて おじさんたち落ち着いている。

みんなでてくてく歩いて ピカピカのグループホームに着く。
「ええとこやなぁ~!」
迎えてくださったのは入居者16人とスタッフのみなさん。
紙芝居をしても みなさんがニコニコとうなずいたり 笑ったりしながら
見てくださっているので おじさんたち調子が出て
4人体制とは思えないほど迫力の演技をした。

紙芝居のあと 一緒に歌を歌ったり お話をしていると
94歳 97歳と おじさんたちよりさらに先輩方がいてビックリ。
「お互い長生きしましょうね!」「私はあと50年生きますから」と
同じ西成に住む同士 同年代の交流は自然でやさしかった。

むすびも グループホームも 閉じていればお年寄りたちがくさってしまう。
でも開いて交流することで笑顔と生きる希望が生まれる。
お年寄りたちの笑顔のかわいらしさに 立ち会ったわたしたちは
ノックアウトされた。

「今日は紙芝居やってて 楽しかった」
「一番前に座ってたおばあちゃん 昔美人だったんやろうなぁ」
「明るい人たちだったな」
おじさんたちも キラキラといい顔をして 今日の公演も成功!
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by musubi-pro | 2011-02-01 19:31 | むすび日記


西成・釜ヶ崎で紙芝居をするおじさんたちの表現活動