紙芝居劇むすび



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学生さんたちが来た夏

今年はまだ誰も脱水症状や熱中症で倒れることなく
用心しながら夏を越そうとしている。

しかし暑さや夜眠れない疲れから
気力はダウン気味かもしれない。
ときどきちょっとした口げんか イラついたり ハイテンション
その時はハラハラするものの
お互いさまに素の自分を出せる場所があるのは
ありがたいのかもしれない。

夏休み 大学生の見学が増える。
若い人がくると おじさんたちは活気づいて
人生の中で 出会うことがなさそうな若者たちに会うと
接点のありがたさを思う。

緊張もあってか 最初は反応のない学生さんが笑顔になるのを見ると
おじさんたちもほっとするのか そこからほぐれたり
学生さんたちで素麺をつくってくれたグループもあった
記念撮影でみんなで「ピース」して写ったグループもあった
爽やかな夏の思い出をありがとう。

学生さんたちを受け入れるのはこの上ない喜びだが
少々の注意点。

・自分たちの使ったコップ等 片づけましょう
・おじさんたちはフレンドリーですが 人生の大先輩。
 タメ口を使うのは 人間関係できてから

やさしくて 若い人を甘やかしがちなおじさんたちなので
若い人の方が節度と礼儀をもって接したい。

こういうことを学ぶ場所って
最近はなかなかないので こんな視点でむすびに来るのも
若い人たちにとっていいことかもしれない。
by musubi-pro | 2012-08-27 12:22 | むすび日記

夏まつり終了 今年は楽してしまいました

途中天気が崩れたものの
釜ヶ崎の夏まつりがおわった。

むすびのおむすび屋台は 今年はメンバーの体力や気力等の心配があり
14日の1日のみの開催とさせていただいた。

しかも14日は早朝から大雨で電車のダイヤも乱れるほどの悪天候。
雨は止むのか つくるべきか つくらないべきか
みんなで悩んで予定の半数の量をつくることにした。

そして販売も予定の16時まで待ち切れず
雨の上がった14時ごろに三角公園に持っていき
一気に1時間ちょっとで完売した。

販売総数 114パック

結果的に雨は午後から上がり もっとおむすびを作ればよかったなー
ということになったのだが

今年はおじさんたちが中心になってできるスピードと
みんなが そこそこ感じられる達成感
ぼつぼつとおしゃべりもできて
あまり欲張らない方向でよかったのでは という印象。

おむすびを買いに行ったらもうむすびはいなかった
という声もたくさん聞きました。
屋台まで来てくださった方には大変申し訳なく
一同お詫び申し上げます。

来年はもうちょっとがんばります。

余った材料は夜回りや炊き出しをする団体に配ったり
むすびでの手づくり食事会に使ったり
させていただこうと思います。

昨日はまつりの最終日。
慰霊祭をみんなで見に行った。
「浅田浩さん 菊田好克さん 安岡良之さん」
むすびから旅立った仲間の名前が読み上げられると

おじさんたちに仲間として見届けたという
安堵感がただよった。
耳の悪いSnさんも 仲間の名前だけは聞こえたという。
by musubi-pro | 2012-08-16 08:26 | むすび日記

もうすぐ夏まつり

外は暑いけど おかげさまでエッグスでは快適に過ごせていて
時々近くで働いている人や常連さんが
外から「ひゃー涼しい」と入ってくる。

夏祭りに向けて準備。
今年はボランティアさんを多くは募らずに
自分たちや昔からの知り合いなどと
初心を思い出すために しっぽりおむすびづくり。

仲間ときちんと向かい合う時間が意外となく
こうした作業がみんなをさらに近づけてくれることを願う。

Rkさんが必要と思われる道具を倉庫から出して並べてくれ
TzさんとSnさんは梅干ちぎりをはじめる。
「手を洗って ちゃんと消毒もせんとなぁ」
「当日はちゃんとエプロンして頭も覆わなあかんな」
飲食店で働いたことのあるTzさんはまっとうな意見。

Niさんは「おれはしんどい。暑い」と まつりは憂鬱ながらも
「14日はヘルパーさんは断っとこか」と腰を上げる。

体調を崩して部屋にこもりがちなSmさんも
「今年はわしらだけでやろうな。Niさんにも動いてもらわんと」と
自分のことより人の世話に希望を燃やし

おじさんたち それぞれのまつりがやってくる。

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宮城のほなみ劇団さんよりメールがくる。
89歳の小菊さん 今年は水色の水着を買ってもらって
昨日市民プールに連れて行ってもらったとのこと。
・・・見たかったなぁ。
by musubi-pro | 2012-08-10 21:35 | むすび日記

兄さん 再び

先日こどもたちが企画して運営する「こどもの楽校」に
お呼ばれして 堺の栂に行ってきた。

2年前にも「人生の兄さん」として
授業?を行い こどもたちに厚いもてなしを受けた。

そのときのこどもが中学生になり
「また兄さんたちを呼びたい」と
言ってきてくれたときは 本当にうれしかった。
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なかでもこの授業を企画した「ひろくん」は
朝早く来て兄さんたちにおにぎりをつくり
紙芝居を客席から見つめる目がとても優しく
とくにはしゃいだり 詰め寄ったりするわけでもないのに
気持ちがすごく伝わってくる。

「なかなか渋いお子さんでんなぁ」
「えらいわ。おれはこんなことよぉせん。」
おじさんたちもひろくんを認め尊敬する。

カッパの甲羅を背負ったNiさんが客席に呼びかける。
「君たち 前に来た時より大きくなったんだなぁ」
こどもの成長は 歳をとる自分に意味をくれる。
おじさんたちとこどもたちの関係は
なんだか切なくて でも感動をおぼえる。
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「兄さん」として一仕事終え
久々の電車での移動だったが 帰りの足取りも軽く
バテそうな夏に 元気が出た一日だった。
by musubi-pro | 2012-08-06 13:08 | むすび日記


西成・釜ヶ崎で紙芝居をするおじさんたちの表現活動