紙芝居劇むすび



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暑いけど元気にしています

連日猛暑日の大阪である。

おじさんたちが元気に出て来ているのか心配な季節。

危ういといえば 危うい体力だけど
みんななんとか出勤している。

日付の感覚が分からなくなって「オレもぼけた」という人も
寝ても寝ても眠たくて 目をこすりながら来た人も
仲間との言い合いに腹をたてて しばらく休んでいた人も

集まれば 花が咲く。
今日はお客さんもたくさん来て
遠くから送っていただいたメロンを切って
みんなでいただいた。

誰も来ない日もあり べったり一緒だった佐野さんも亡くなり
寂しさと闘いながら
むすびを開けてくれている中井さん。

メロンを食べながら
「オレはこんなにしてもらって いいのだろうか」と
小さくつぶやいて
おいしそうに頬張っている本所さんをやさしく見守った。

助け合う仲間がいてこそ 本領を発揮するおじさんたち。
ひとりひとりが 実にキリリっと生きて
体を張って みんなをつないでくれている。
ゆる系のイメージのむすびだが おじさんたちは実際、すごく逞しい。
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by musubi-pro | 2013-07-25 15:43 | むすび日記

同世代の空気感

約1ヶ月ぶりの紙芝居。
怒涛の5月 気の抜けた6月 気がつけば7月。夏である。

今日は同じ西成区にある初めての高齢者の施設「やまき苑」さんにて。
会場に着くと むすびを歓迎する横断幕や
車椅子のお年寄りのみなさんや職員さんが 待っていてくださった。

テンションがあがりつつ前に。

お客さんたち 大きく笑ったり反応は派手ではないけれど
同じ西成に住んでいる おっちゃんたちの演技にくぎ付け!
むすびのおじさんたちも 猛練習(?)の成果か
なんとか大きなハプニングもなしに 紙芝居をやり遂げた。

会場からの質問。どうやらこの演技をするために
どれぐらい練習をしているのか ということに興味が集中していたらしい。
「火曜と木曜はしています!」と答え 仲間に「ほんまか」と言われた本所さん。 

中井さんの本音トークが会場と舞台の距離を縮める。
「時々(ああ、しんどい、やめたい)と思うこともありますよ。
 でも みなさんが待っていてくださるなら、頑張ってまた来たいです」
「でもお互い歳ですからね。元気でいられればいいけど・・・・」

舞台に立っているのは並外れた超元気なお年寄りばかりではない。
この暑さにまいりながら 仲間と息が合わずに愚痴りながら
「なんでオレがこんなことやってんねん」って思いながら

それでも誰かの笑顔に出会いたくて 応えたくて ふんばっている
むしろ引っ込み思案のおじさんたち。

公演が終わり 部屋に引き上げていくおじいちゃんおばあちゃんたち。
演じ終えてリラックスしているむすびのおじさんたちと
お互い少年少女のようなキラキラした瞳で
「ありがとうございました」と言い合って
泣く とか 笑う といったような表現ともまた違う
なんともいえない交流をしていた。
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by musubi-pro | 2013-07-11 10:01 | むすび日記

ラジオ 2013 7/4

KBS京都ラジオさんの「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ

7月4日(木)の朝7:15分ごろから「噺の朝ごはん」のコーナー
約15分ほど マネージャーが電話出演の予定です。

晃瓶さんが むすびのことについて 
いろいろ質問してくださるそうです!

関西で早起きの方は聞いてみてくださいね。


久御山ラジオ放送局 JOBR 1143KHz 20KW 
舞鶴放送局 JOBO 1215KHz 2KW
福知山放送局 JOBE 1485KHz 100W
滋賀放送局 JOBW 1215KHz 1KW
by musubi-pro | 2013-07-03 08:29 | お知らせ

待つ

主要メンバーが80代3人トリオになったむすび。
ひとりは猫のごとく眠るので起きてこないし
ひとりは体調を崩して 休みがち。

中井さんがほとんどひとりで守るエッグスである。

それでもエッグスのドアを全開にして 往来を眺めていると
遠巻きに いろんなおっちゃんがこちらを気にしているのがわかる。

みんな行くところがない。することもないし
ゆったり座って おしゃべりできる場所がほしい。
安心してつき合える友達がほしい。

今日は久々のおっちゃんHさんが入って長話をしていった。

毎日前を通るけど 話をしたことがないおっちゃんが
「ここはコーヒーお金いるの?」と初めて声をかけてくれた。

近所に住むという 目に色気のあるおっちゃんも
初めて中に入ってきて「紙芝居?わしにもできるかなぁ」
「もう69歳や…」とつぶやくおっちゃんに 
82歳の中井さんが 「69?若い若い!」と笑い飛ばす。
このおっちゃんに いいものを感じたのか中井さんが
「よかったら また来てよ」と明るい声をかける。

紙芝居やらない? と喉まで出かけたが
まずは距離を縮めること。仲良くなること。
本気になってもらうこと。

おっちゃんたちが心を許してくれるまではとても時間がかかる。

手伝ってください と下手に言うと
「言われたから手伝ってやってる」と力関係が生まれる。 

誰かがやってくるのを待つだけの うだるような毎日は辛いが
ちょっとずつ声をかけながら 待つしかない。
by musubi-pro | 2013-07-03 08:16 | むすび日記


西成・釜ヶ崎で紙芝居をするおじさんたちの表現活動