紙芝居劇むすび



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本所さん その後

むすびからも近い場所にある老人ホームに暮らすようになった本所さん。

最初は不安からか険しい顔をしていることもあったが
だんだん慣れて 穏やかな表情をするようになった。

毎日のようにむすびの若手おじさんたちがのぞいてくれる。
時には誰かが車椅子を押して散歩に連れて行ってくれたり
部屋には手づくりの「本所カレンダー」(紙芝居公演日が書かれている)や
間瀬さん画の本所さん肖像画。

「わし 愛されとる(^^)」といつか本所さんがほほ笑んだ。

紙芝居公演にも復帰している。
3Fにある西成プラザに行くときは親切な学生さんやら
だれかに負ぶってもらって上がり
でも紙芝居の時はすっくと立ち上がり あの踊りを披露している。

若手たちは「やっぱり本所さんが入ると紙芝居が全然違う。盛り上がる」と
感心している。
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昨日部屋を訪ねると 「わし こうしていたら死ぬ気がせんわ」と笑顔だった。
「わいはあまりくよくよせんな。いやなこともぱっと忘れてまう。
それに、いいこともあるけど いいことばかりじゃないしな。平穏におることがエエわ」と
どれだけ褒められても天狗にならない 本所さんの哲学を語っていた。

やっぱりもっと長生きして するべきことがある人なのかもしれない。
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by musubi-pro | 2014-07-23 22:51 | むすび日記

みんなの家

ちょっと前になるが 生野区にある「みんなの家」に今年も呼んでいただいた。

去年はじめて行った時 とてもなごんで みなさんと楽しい時間を送ったので
印象に残っていた場所だ。

当時体調が悪くなりかけて 機嫌が悪かった中井さんが
「なんか俺たちが慰められたな」と言っていたのを思い出す。

「みんな」はとても元気だったり マイペースだったり
スキンシップが大好きで くったくなく話しかけてくれる。
なんだか楽しくて なんだかうれしい
わあっと一瞬だけど じんと心に残る公演なのだ。

公演が終わってちょっと経った頃 みんなの家の方が
ひとつの手紙を届けに来てくれた。
紙芝居を見てくれた人のメッセージ。
ところどころ字がとんだりして むすび新聞みたいだったが
その人が喜んでくれたこと 紙芝居を待っててくれていること
伝わって おじさんたちはさっそく返事を書いた。

そして数日
「あれっ この手紙まだ出してなかったんか」
いっぱい積まれた書類の中に返したはずの手紙が…
むすびはこうやって手紙を出しそびれることが多い。

もうすぐむすび新聞ができるので 一緒に送ることにした。
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by musubi-pro | 2014-07-23 22:35 | むすび日記

バイオリン・チェロとの共演

今日は福祉関係の定例会のゲストに呼んでいただき
共演者の音登夢(おととむ)さん(※ご夫婦のクラシックユニット)に無理をいって
「文ちゃんの冥途めぐり」にヴァイオリンとチェロの伴奏を入れていただいた。

いつもの「鬼のパンツ」 そして白鳥さんの登場場面に美しい旋律が加わり
白鳥役のまーくんの指先が伸びて
ちょっと高級感漂う紙芝居劇に。
紙芝居の作者の亡き浅田さん(クラシック好き)がいたら
さぞ喜んだろうなあと思う。
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はじめての場所で緊張した一同だったが
音楽や お客さんの笑顔や 主催者のみなさんの気遣いに
はじけることができた。

うれしかったので音登夢さんと記念撮影!
ちなみに10月に音登夢さん主催でチャリティーコンサートをされるそうで
東日本の震災の津波で流された流木でつくった楽器を
奏でるコンサートだとのこと。
10/18大阪・いずみホール 15:00~ ¥4000です。
どんな音がするのでしょう。
チラシ表  チラシ裏
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by musubi-pro | 2014-07-17 22:06 | むすび日記


西成・釜ヶ崎で紙芝居をするおじさんたちの表現活動