紙芝居劇むすび



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リバティまつり2014

今年もリバティまつりに出演した。
リバティおおさかに所蔵されている間瀬健治さん作の巨大な本所さんの絵と 
本所さんが初対面。
本所さんは「あれ、ワシや!ハッハッハ」と大きく笑った。
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今回はむすびのメンバーたち 早くから会場に行って
にゃんゴローずや 太鼓や三線の演奏 ひきたまさん
他の出演者の出し物もゆっくりと鑑賞した。

紙芝居も落ち着いて準備できた。新人さんたちももはや慣れてきて
すっかり自分たちのペースをつかんでいる。
だれかが間違ったらフォローする息の具合もぴったりに。
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歌の場面 一瞬よろけながら本所さんが立ち上がり 踊りだした。
「やっぱり本所さんがいないと 盛り上がらない。俺たちだけだと…」
若手たちは謙虚になる。
本所さんの役割は 今とても大きい。
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by musubi-pro | 2014-11-29 20:21 | むすび日記

愛媛の旅

11月21~23日の日程で 愛媛に遠征に行ってきた。
行くまで どこで何をするのか
はっきりわかっていなかった私たち。

オープンハンド松山さんのもと開催された「平成26年度ホームレス支援四国交流会」にゲスト出演させていただいたのだ。四国でホームレス支援のため日々地道な取り組みをすすめているみなさんの報告や意見交換の場。むすびは四国では初の公演!

3日間ボランティアで車を運転してくださったAさん
車両を貸してくださった方や ETCカードを使わせてくださった方々のおかげで
ドライブでの旅ができることになった。

他にも 愛媛の知人などに声をかけてくださった方や
おじさんたちの宿泊料を受け持ってくださった方や
カンパを持たせてくださった方
本当にたくさんの皆さんにご協力いただいて 実現した夢の旅。
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宿泊は「ふじ屋」さん。道後温泉から近くて
ゆるっとしたお宿です。(共有の居間でスタッフさんとまったりしたり、自分でご飯炊いたり)
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なんせ徒歩で道後温泉に行けるので ぶらぶらと温泉町を散策。
おじさんたち 旅に来たワクワク感でおおはしゃぎ。(6時間の車中もしゃべりっぱなし)
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22日 本番の日は朝からお稽古することとなった。
オープンハンドの学生さんや 松山のむすびファン?の3名様に
紙芝居に入っていただくことになったので 念入りに打合せする。
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会場の愛媛大学では 学食で昼食をとったり
友達になった そら君と腕相撲をしたりして
すっかりキャンパスライフを楽しんだ。 
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高知 香川 愛媛 とホームレス支援の活動をされているみなさんの活動報告を聞き
同行した友岡さんがお話し いよいよおじさんたち登場!

紙芝居は久々の「ロンドン珍道中」。2007年のむすびのロンドン公演の模様を描いた
ノンフィクション紙芝居。おじさんたちのナマの会話が満載の作品だ。
それを次世代のおじさんたちが 自分たちのテイストで演じる。
歴史が引き継がれているのが感慨深い。

助っ人の若い人たちも堂々と演じられて おじさんたちも
つまずきながらも 楽しく劇は進んで なんとか終了。
質問や感想をいただいたりしながら 和やかに受け入れられたようで
笑いも起きたり 資金面など悩みも分かち合ったり
あっという間に交流会が終了した。
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日が暮れる前の松山城に行って
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女性パワーに圧倒された懇親会。
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23日 帰るだけのこの日には大事な目的もあった。
愛媛県しまなみ海道にある島で少年時代を過ごした76歳のSさんの里帰り。
Sさんには内緒にしたまま 島に立ち寄る。
現在は親戚もいないし 育った家もないけれど Sさんのお父さんが生まれた島。

最初は来たことが信じられなくて半信半疑だったSさんだが
60年以上前の記憶をたぐりながら ちょっとずつ風景を認めると
「…間違いない!」と連発し始めた。

町の端から端まで歩いて 町の象徴である神社の鳥居を見ると
ほっとした表情になってSさんはつぶやいた。
「これで あの世に行ってもちゃんと報告できる」

今回の公演 たくさんの出会いがSさんの里帰りを実現した不思議を思うと
仲間もなんだか胸にぐっとくるものを感じたりして
感動の中 一同は大阪に向かった。

「ふるさと」って歳を重ねるごとに 特別な意味を持ってくるのかもしれない。 
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by musubi-pro | 2014-11-23 23:23 | むすび日記

今年最後の?公演

今のところ12月は紙芝居公演がはいっていないので
11月22日の愛媛大学公演と
公開なのは11月29日(土)のリバティおおさか公演を残すのみとなった。

「なにわリバティまつり」 場所:大阪人権博物館〒556-0026大阪市浪速区浪速西3-6-36

10:00-15:00 入場無料

ステージや屋台があります。
(むすびの出番は13時頃から、ホールのロビーにて)
トリはひきたまさんですよ!やきそばやおでんなど 食べ物屋台もあります(有料)。

来年の予告ですが

2月6日 18:30~ 西成にある喫茶店「珈琲館・白木屋」さんにて。
2月8日 14:00~ 毎年恒例!紙芝居ライブ with ひきたま、古橋理絵、本町靭 @音太小屋

なんと連続… 頑張りますので見に来てくださいね!
by musubi-pro | 2014-11-15 20:49 | むすび日記

久々の作村さん

ひょこひょこと自分で歩いて 10ヶ月ぶりぐらいに事務所に入ってきたのは
作村さんだった。

むすびの創成期からメンバーだった作村さん。
同年代の仲間がいなくなっていき 自身も体調を悪くして
「もうむすびは辞めた」と 顔を見せなくなっていた。

その彼が「もう来るなって言われるんちゃうやろな」と
言いながらも笑顔で椅子に腰をかけて
新人さんが入れてくれたコーヒーを「おおきに」と受け取り
みんなとおしゃべりを楽しんだ。

紙芝居はまだやっているのか メンバーは足りているのか
ひとしきり心配事をたずねてから
後輩たちを眺める。

来客にコーヒーを入れる人
セカセカと料理している人
かつての自分と重なったのか
「わしと一緒やな」と つぶやく。

後輩たちは後輩たちで
「きっと今日来るのに、勇気がいったはずだ」
「かなり遠慮して 来たくても来れなかったんだな」と
作村さんの気持ちを慮る。

夕方には たまたま遠くから大阪に来た本所さんの弟さんが
迷いながらむすびまでたどり着いて
運良くメンバーと出会ったので 一緒に本所さんのもとへ。
「わしの弟や!」と涙ぐみ 弟さんを見つめてはニッコリ笑顔に。

先輩たちと後輩たちは今 貴重な時間を共有している。
by musubi-pro | 2014-11-13 22:42 | むすび日記

白石さん 死去

実質上むすびでの活動期間は短かったが
出たり入ったりしながら時々紙芝居にも出演してくれていた白石さんが亡くなった。

80歳。股関節の手術、心臓バイパスの手術、病院と縁が切れることがなかったが
若い頃はラーメン屋台を引いて歩いていた
名古屋から大阪まで自転車で来た
足が悪くなってからも四国の八十八ヶ所巡りをしたり
何度も何度も復活し続けた。

若手のおじさんたちは白石さんとの接点はなかったが
「むすびの先輩だし、ほおっておけない」と
入院している白石さんを見舞い
下着を届けたり 車椅子を押してコンビニに連れて行ってあげたりしていた。

不思議な縁ですれ違った白石さんと むすびの新人さんたち。

きのう偶然訃報を聞いて 
ぎりぎり今日の葬儀に駆けつけたむすびのメンバーたちだったが
白石さんには もうちょっと何かしてあげたかった。
なかなか時間を割くことができなかった。
悔いが残って 胸がチリチリとする。


理容師の資格をもっていたらしく
バリカンを自ら購入して 仲間の散髪をしてくれた。

阪神タイガースが大好きだった。

大きな体でガハハと豪快に笑っている姿が思い出される。

白石さん どうぞ安らかに。
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by musubi-pro | 2014-11-06 21:25 | むすび日記

愛光保育園&アース 公演

29日。毎年恒例にさせていただいている愛光保育園に。
去年も行ったのは吉岡さんだけ。
メンバーもがらっと変わって お互い新鮮な気持ちで。

客席を埋め尽くす150人の0歳~5歳のこどもたちに
おじさんたちは息をのむ。

紙芝居。一番前の小さい子達は 鬼のお面がこわかったらしく
最後まで「えーん えーん」と泣く声が聞こえた。
おどろかして ごめんなさい。

後ろの方の大きい子達は しっかりと紙芝居をみつめる。
先生たちは子どもたち以上にいい表情で楽しんでくださっていたように思う。
先生もこどもも「むすびのおじさん!」と
親しみをこめて呼んでくださる。

遊びタイムでは園庭で 鬼ごっこ、ジャングルジム、ままごと、なわとび
ありとあらゆる遊びに誘われ
おじさんたちも「わし、滑り台を3回もすべった」とか
「お店屋さんごっこで、砂のごはんやらジュースやらをたくさんいただいた」と
ヘロヘロになっていた。「今夜はよく眠れるぞー」

給食も園児たちと一緒にいただいて
(76歳のSさん、「こんな小さい子たちと一緒にごはんを食べれるなんて、ありがたい」と感動)
沖縄出身のKさんのために 運動会で披露したというこどもたちのエイサーを
見せてもらった。Kさんも中に混じって踊る。 にぎやかだった。

あの元気なおじさんたちを ふらふらになるまで遊んでくれた
愛光保育園のこどもたち 先生方 ありがとうございました。

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今日はJR新今宮駅前にある喫茶EARTHの2周年を祝う
むすび単独ライブ。
おじさんたちは書き下ろした創作狂言や 50年前に習得した落語や
自慢ののどを披露したり 短期間に趣向を凝らし
特技やアイデアを持ち寄って 1時間半のステージを繰り広げた。

客席にも知っている人がほとんどのアットホームなライブ。
終了後も マスターの用意してくれたおむすびやスープで
まったりして
オープン当初から「いつか、むすびさんに紙芝居をしてもらいたい」と
エールを送ってくださっていたマスターも いい顔をしていた。

EARTHを題材にした創作狂言で マスターに扮したKさんと
マスター。すっかり兄弟のように近づいていた。
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by musubi-pro | 2014-11-01 23:21 | むすび日記


西成・釜ヶ崎で紙芝居をするおじさんたちの表現活動