紙芝居劇むすび



今年最後の紙芝居

もう3回目になる年末の紙芝居ライブ。
マンネリになっていそうだし 今年はやる~?なんていいながら
やっぱりやってよかった。毎年重ねる醍醐味。

会場には約30人今日のお客様。
あれ~お久しぶり~ という方も 今年出会った方も
おじさんたちの2010年最後の紙芝居を見守りに来てくださった方も
いっぱい笑って楽しまれたことを祈って…

演目は「文ちゃんの冥土めぐり」。
2005年にむすび初のオリジナル作品として登場して早5年。
数えてみたら60回を超す公演で演じられてきた。
こうなれば森光子の放浪記ではないが100回 1000回と演じていきたい。

今年は出演者全員でオープニングとフィナーレで並ぶことになり
ひきたまさんの音楽に合わせて 古橋理絵さん 本町靱さんとステージに出て行く。
ノリノリで体を揺らすおじさんたち。とっても素敵。
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古橋さんのお客さんののせ方だとか 本町さんの思い切りの良さだとか
毎回感心しながらも 毎回むすびは素朴に紙芝居に挑む。
素朴なおじさんたちの語りに ひきたまさんが全面的に音を入れてくださって
「文ちゃん」も生まれ変わったように いきいきとしている。

最後 ひきたまさんの「極楽浄土」で出演者が全員登場。
♪さあ 行こう極楽浄土へ 旅立ちの極楽浄土へ♪
ここから入ってきた人がいれば (なんかやばい集まり?)と思ったかもしれない。
じいちゃんたちが踊りながら「極楽浄土へ~♪」と歌っている。

高齢のおじいちゃんたちと歌う「極楽浄土」は ちょっと切なくて
でも 限りある命 だからこそみんなで笑って過ごしたい!という思いも相まって
なんだか不思議で敬虔なおもしろさが漂った。

Adさんが叫ぶ。「みなさーん 極楽浄土へ行きましょうネ!」

今年1年も無事に紙芝居に没頭できたむすびでした。
気にかけてくださったみなさま 本当にありがとうございました。
今年最後の紙芝居_e0035629_15385644.jpg


 
by musubi-pro | 2010-12-19 22:09 | むすび日記
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西成・釜ヶ崎で紙芝居をするおじさんたちの表現活動

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