手の骨折で入院していたNiさんが退院した。
1か月ちょっとの入院は80歳を超えたNiさんにとって
もどかしい時間だったにちがいない。
だけど ゆっくりゆっくり時間と感覚を取り戻すことが先決。
環境の変化に適応するのは
年々むずかしくなるのだと思う。
こんな時 仲間はいたっていつも通りにふるまう。
むやみに話しかけたり 元気づけるのではなく
隣にいても 何事もなかったように あえて距離をおいているように見える。
おじさんたちのコミュニケーションは
焦らず 追い詰めず 人をゆっくりと泳がせてくれる大きさがある。
長老は踊りの上手なHjさんに対抗して
独自の都都逸や手品を 今後の公演のために用意している。
おじさんたちの無言の時間もとっても大事で
久々にメンバーがそろったからといって
いつもと変わらない事務所が いっそう素敵な感じがした。