紙芝居劇むすび



92歳 マジシャン

ご近所の高齢者施設「みどり苑」での紙芝居。

さあ 始めます というときに「ナレーションする人がいない!!」
と気づいたり「拍子木忘れた!!」と
拍子はずれなスタートをしたせいか
おじさんたちも余裕がない感じで
客席からも「がんばれー!」なんて檄をいただいて
紙芝居はやっとこさの感じで終了。

同年代 おそらく自分のことのように見てくださった
お客様の声援に助けられた。

Niさんが「体がしんどくて仕方なかったんだけど 今日は来て本当によかった。」
といい笑顔を見せた。

質問コーナーでは やはり「若さの秘訣」「健康の秘訣」に
興味があったようで
おじさんたちも「好き嫌いをしないこと」「早寝早起き」「腹8分目」
と優等生になって答えている。

おまけコーナーではSnさんが手品を披露。
ヒモを使った手品で そのトークの迫力に 一同「かっこええ!」
手品にはアンコールまでお声がかかり
Snさんはその人の真ん前まで行って
燃え尽きるほど 手品さばきを繰り返したのだった。
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最後はやっぱり
「みなさん 来年もお互い元気で会いましょうね」と手を振る。
舞台と客席の境目のない お年寄り同士の世界。
こんな公演もむすびは好きだ。
by musubi-pro | 2012-03-22 20:35 | むすび日記
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西成・釜ヶ崎で紙芝居をするおじさんたちの表現活動

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