紙芝居劇むすび



死後の世界

70歳以上のおじさんがほとんどということもあり
太い人生であったこともあり

おじさんたちは死を意識することも当たり前になっているのだろう。

「いつか寝ていたら 花で囲まれたところに観音様がすわっていてのー」
「わしも夢で あの死神のばあさんがでてきて」
ここでみんながフンフンと頷いたので わたしは エッ死神っておばあさんなの?と驚いた。
死神のおばあさんは 口元にしわを寄せてニタっと笑ったそうだ。

「それで三途の河を渡らされそうになったんだけど ついていったら死ぬじゃろー」
わたしはドキドキしながら ノートに「死神のおばあさん」と書いた。
by musubi-pro | 2005-08-06 23:16 | むすび日記
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西成・釜ヶ崎で紙芝居をするおじさんたちの表現活動

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