平均年齢72歳ともなると 体の不調 精神の不安定 いろいろある。
先日入院したおじさんは 一時病院のベッドの上でぐったりしていたので
本当に心配してしまったのだが
今日様子を見に行くと 体を起こして すっかり明るい顔で
笑ったり「タバコくれ」と言ったりしている。
仲間が倒れると 不安はむすび中を伝播し
他のおじさんも 自分もいつどうなるやらと
気が気ではなくなるらしい。
一人抜けていない寂しさも ヒシヒシと伝わってくる。
まさに運命共同体なのだ。
みんなが揃って元気で紙芝居をできることは
本当に奇跡であり ありがたいことだと 思い知る。
近頃は 芸術作品への参加など いろいろな依頼があり
おじさんたちには 長生きして冥土のみやげをもっともっと持っていってほしい。