朝から冷たい雨が降って
みんなでおとなしく 事務所番をする。
イモを焼いたり
紙芝居の稽古をしたり
天井の蛍光灯がきれて 換えるのに大騒動をして
むすび新聞の打ち合わせをして
2人ぐらい 人が訪ねて来て
最後は「死」について 語ったりしていた。
「いつも寝るとき 『このまま死ぬかも』って 考えるんだ~」
「誰しも いつかは死にまっせ。」
「そうそう。生きてる間 紙芝居 がんばろう。」
がんばろう という言葉で締めくくって。
お年寄りは 想像以上に深い不安を抱えて生きているのかもしれない。
だからこその仲間 最近では身にしみて感じる。